こんにちは、れんげです
今回は中学生の大事な時期だからこそ読んで欲しい中学生向け本の人気おすすめ小説をまとめました。
私が中学生時代に出会いたかった小説たちです。
飽きずに最後まで読みやすい面白いもの、
読むことが苦手な人でも簡単に読めるもの、
読書がもっと好きになれる作品などラインナップも豊富でご紹介していきます。
朝の読書や読書感想文用にも活用できると思うので、是非参考にしてください。
コンテンツ
こんな人におすすめの記事です
部活動や友だちとの交流、高校受験…中学生の時間は毎日限られています。
勉強や部活に忙しい毎日の中でなかなか読書ができない中学生が多いのが現状。
本を読む=読書感想文や宿題のためにやらなければいけない。
という読書に対して嫌悪感を抱いている学生さんも多いです。
実際、私も中学生時代は部活動一筋+国語の時間が唯一の読書時間という生活をしていました。
あの頃から、本を読んでいればよかったな、、なんて時々後悔します。
読解力や理解力など「考える力」や「一般教養知識」を養う最も最速・効率的方法とされる、
”読書習慣”を身につけて欲しいと願っている親御さんも多いはずです。
こちらのチェックリストに当てはまる方におすすめの記事です。
- おすすめの本が読みたい
- 中学生が主人公の物語を探している
- 途中で飽きてしまって、いつも最後まで読めない
- どんな本を選んでいいかわからない。
- 読書感想文のテーマ本が決まらない
- 中学生のお子さんを持つおうちの方
- 中学生のお子さんに本をプレゼントしたい
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年間250冊以上もの小説を読み漁っている読書好きの私が、あなたの性格や好み、読書の目的などをもとに、
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中学生向けの本の選び方
中学生が読みたいと思う本の選び方は、さまざまです。
読書を好きになってもらうためにも…楽しい時間を過ごしてもらうためにも自分に合う選び方を工夫してみましょう!
メディア化作品から手に取ってみるのがおすすめ!
漫画はよく読むけど小説は難しそう…という方は、すでにアニメ化・映画化など映像化されている作品を選んでみましょう!
映像では、短縮しているシーンもよくあるので、小説との違いや新しい発見を味わう楽しさがあります。
また、小説で読んだ作品を映像で見返すことによって物語への理解が深まることで、読書への自信に繋がります^^
![](https://her-bookshelf.com/wp-content/uploads/2021/10/ハルチカ-150x213.jpeg)
れんげ
この2作品以外にも映像化された作品をたくさん紹介していきます!
好きなジャンルから選んでみよう
まずは、自分の興味があるジャンルから選んでみましょう!
もともと興味があるテーマの作品は、他のジャンルと比べて読みやすく、楽しくサクサク読めてしまうことが多いです^^
ミステリー、SF、ビジネス書、ファンタジーや恋愛ものなどたくさんあります。
物語を通して勉強したい!または、読書感想文を書きたいという方は以下のカテゴリーもおすすめ♪
これは夏休みの読書感想文の定番ともいえるテーマです。
課題図書としても選ばれていることが多いほど名作がずらり。
戦争が絡んでいる小説は、あまり希望がみえる終わり方はせず、悲しい現実をストレートにぶつけてくるものが多いです。
これを機にゆっくり平和問題について考えてみるのもいいと思います。
英語を勉強したい!という方は、翻訳されていない洋書にもチャレンジしてみてもいいですね^^
国内に限らず、国外の作家さんの名作の数々を読むと新しい世界が広がるでしょう♪
本の長さで選ぶ
長編が苦手だなという人、物語をじっくり楽しみたい人など好みは人それぞれ。
自分が最後まで読み切れるような長さの本を選ぶのも読書を楽しくするポイントです。
あとは直感で選ぶのが大事!^^
少しでも面白そうだなと思ったら、まずは手に取って読んでみましょう!
あまり面白くなかったら、途中でやめて別の本を探してもOK。
いくつも選んでいるうちに自分好みが見えてくるはずです(^ω^)
ここでは、ひとりの作家さんから1冊というルールで紹介していきます。
気に入った作家さんを見つけたら、その作家さんの別の作品も読んでみるのもおすすめです。
同じテーマを扱う小説ありますし、新たに自分の好きなテーマを発見できるきっかけになるかもしれません^^
中学生向けのおすすめ小説
かがみの孤城
鏡の中のお城に招待された初対面の7人の中学生たちがお城に隠された”願いの鍵”を探そうとするファンタジー小説。
学校に行っていない7人の中学生たちはそれぞれ悩みを抱えている。
いじめ、親子関係などあらゆるテーマが含まれており、現代中学生に向けてのメッセージを感じます。
2018年の本屋大賞受賞作です。
著者の辻村深月さんは今話題の女性作家さん。
他にも学園ものの作品を手がけているので是非興味があったら合わせてチェックしてみてください。
【人気女性作家】注目の新人ミステリー作家辻村深月 おすすめ小説ランキング
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
衝撃を受けたり、笑ったり、勉強になったり、と確実に視野が広がる作品です。
中学生のみならず、子供のいる親御さんや高校・大学・社会人の方にも響くと思います。
エイジ
エイジ、ツカチャン、タモツの3人の中学生を中心に繰り広げられる、繊細な青春ミステリーです。
中学生ならではの少年少女が抱いている感情表現の難しさや、クラスでの居場所の重要性などを
現役教師でもある、著者の重松さんは上手くすくい取っています。
大人には理解しがたい、彼らの繊細な心に迫ります。
重松清さんの他の作品に興味がありましたら、是非こちらの記事もチェックしてみてください^^
家族・友情・親子の絆をテーマにした感動作品をお楽しみください♪
![](https://her-bookshelf.com/wp-content/uploads/2021/06/重松清おすすめ-160x160.png)
カラフル
自分を見失っている…個性がない…なんて悩んでいる人に読んで欲しい
ラッキー・ソウル。
死んだ直後の小林真の体を借りて、小林家にホームステイすることになった主人公。
完全に自分として生まれ変わるには、自分の過去の過ちを思い出さないといけないのだ..
自殺少年の再生ストーリー。
一歩下がってゆっくり冷静に物事をみることで、見えてくるものがたくさんある。
もっともっと生きたいと思える、一冊です。
西の魔女が死んだ
そこでは、おばあちゃんの監督のもと「魔女修行」をする日々を送ります。
生きていくための強さや自然と共存して生きていくことを学んでいくまい。
少女をみていると、こちらも元気をもらいます。
こちらの作品は、映画にもなっています。
![](https://her-bookshelf.com/wp-content/uploads/2021/11/西魔女-150x213.jpg)
夏の庭
必ずやってくる「死」について少年たちは最後どう思うのだろう。
悲しい喪失感を感じながらも、夏を感じ、希望に満ちた作品です。
ホームレス中学生
全部実話だから大衝撃。
実の母親の想いや、父親の心情に共感する大人も多いのだとか…
感動するシーンもありながら、笑えるシーンもある貧乏自叙伝です。
価値観・モノの見方・他人に対する考え方など、考えさせられるエピソードが詰まっています。
砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない
それは主人公、山田なぎさのクラスメイトで転校生の少女・海野藻屑であることがわかり
物語のなかで、その経緯について語られます。
大人には抗えない子供の無力さを感じながら哀しさと苦しさが残る作品です。
もっとはやく、逃げ出せれば…. 大切な人を守りたいと思うみなさんに是非読んで欲しい。
願いながら、祈りながら
嘘つきといわれる少年、霊感があるという少女、やる気ゼロの教師….
小さい学校ならではの悩みや迷い、つまずきに直面しながら彼らは前を進み続けます。
中学生はもちろん、思春期のお子さんをお持ちの親御さんにも読んでもらいたい一冊です。
坊ちゃん
著者: 夏目漱石
あの夏目漱石がこんなファンキーな小説を書いていたとは…初めて読む方は衝撃を受けるかもしれません。
あだ名の付け方や、登場人物一人一人のキャラクターがとても面白いです。
感動小説
きみの膵臓を食べたい
秘密をもつことで仲良くなっていく二人の関係が、美しくそして切なく描かれています。
ドラマ・アニメ・映画化もされた話題作で、読書が苦手な人でもスイスイ読み進められます。
著者の住野よるさんは中高生に大人気の作家さん。是非、他の作品も合わせて読んでみてください。
博士の愛した数式
第1回本屋大賞受賞作品として、かなり話題となりました。
事故が原因で、たった80分しか記憶がもたない数学者とある家政婦とその息子の愛情たっぷりの温かい物語です。
同じ生活をずっと繰り返す博士に、家政婦と息子が介入することで新しい発見や驚きが生まれます。
彼の小さな幸せを感じる毎日に、生きる喜びを思い出させてくれる一冊です。
さくら
万能な兄と天使みたいに可愛い妹、そして愛し合う父と母。
幸福感につつまれた幸せな家族のはずが….
家族のうち一人がかけることで、安定していた空気が一気に崩れ落ちる。
一緒にいるのにどこかバラバラな家族を描いた苦しくて辛い…でも最後は幸福感に浸れる家族再生の物語です。
青春・スポーツ小説
あと少し、もう少し
決死の思いで襷を繋いでいく選手たち6人が、それぞれの個性を見つけて突き進んでいく。
家族・友情・初恋などそれぞれの想いを胸に走る彼らの純粋な熱意に、心打たれます。
DIVE!
将来やりたいこと、なりたいものを見つけたいという人にもおすすめです。
水面に何度も叩きつけられて、身体中が腫れて痛いのに、それでも1日でも無駄にしたくないって頑張る彼らの熱意と根性に感動します。
こちらは映画化された作品です。
俳優の林 遣都さんや溝端純平さんの配役。
小説のイメージにピッタリだと思いますがどうでしょう^^
くちびるに歌を
まじめな女子部員たちと、美人な顧問が目的で入部してきた男子部員たちがぶつかりながらも、
想いをひとつにしてコンクールを目指していきます。
不安と期待、希望の狭間でもがきながらも進もうとする彼らを描いた、青春ストーリー。
ぐいぐい引き込まれるストーリー展開だから、最後まで飽きずに読めます。
終盤の県大会の合唱コンクールの場面は臨場感があって感動ものです!
つむじダブル
小学四年生の妹まどかちゃん。
家族が大好きな二人が知らない家族の秘密に気付いてしまう…
この一冊を通して成長していく二人の兄妹がわかります。
お兄さん、妹とお互い一生懸命取り組んでいくものがあり、家族みんなで支え合い応援する姿が印象深い作品なので、家族愛だけど青春系に分類しました。
きょうだいがいる方は共感できる部分が多いと思います^^
バッテリー
中学に入る前まで最強の投手として活躍してきた彼は、同級生で捕手の永倉と出会います。
そんなパーフェクトマッチ?な彼らの出会いの物語。
周囲からのプレッシャーに負けない彼らの固い友情は大人の心も揺さぶります。
チームとしての彼らの活躍は2巻目以降から。
続編含め全6作品あります。
4TEEN
大人も楽しめる、作品です。
ごく普通の14歳である彼らを描いた、直木賞受賞作、青春物語です。
中学生ならではの恥ずかしさや興味、行動力や仲間や家族との関係と向き合いながら、
自分の気持ちを強く持っていこうと一生懸命な姿勢に感動します。
現役中学生は得るモノがたくさんある作品です。
先が気になる!読みやすいミステリー
氷菓
省エネ主義の主人公、太折木奉郎を筆頭に個性豊かな部員たちが学校に潜む不思議な謎を解いていく学園ミステリ。
最後の33年前の文集に関する謎解きは、どこか悲しく切ない終わり方で感動を誘います。
チルドレン
不思議な事件の数々はいつも彼を中心に起きている。
日常の中に起こる事件を描いた5つの物語はすべて繋がっていて、最後に見えてくる背景に心を揺さぶられます。
小説の楽しさ・喜びを感じる作品です♪
こちら続編も合わせてどうぞ^^
伊坂幸太郎さんの他の作品にも興味がある方はこちらもご覧ください!
【読書好き厳選】一気に読める伊坂幸太郎のおすすめ小説ランキング!
青空の卵
日常の謎がテーマだから、読みやすい!
なんといっても、この二人の友情関係に疑問を抱きつつ、先が気になって仕方がない謎解きが面白い作品です。
2、3作と続くシリーズ作品です。
鳥井と坂木の友情関係の行方を是非見逃さないでください!
おもしろエッセイ
もものかんづめ
ちびまる子ちゃん作者・さくらももこさんのユーモアあふれる視点で描かれた、小さい頃の思い出の数々。
どれもお腹がいたくなるほど声を出して笑ってしまうものばかりです。
みんな知ってるテレビアニメ、ちびまる子ちゃんそのものを連想させます。
嫌なことも全部、この下らなさで吹き飛ぶこと間違いありません。
時をかけるゆとり
若い世代に人気の作家、朝井リョウさんのゆとり世代独特のユーモア溢れるエッセイ集。
男子ならではの学生時代、青春エピソードが面白おかしくびっしり書かれています。
現代の口調でボケツッコミも入っているので、読書が苦手な人・普段からあまり本を読まない人でも、飽きずに楽しめる作品だと思います。
洋書
最後のひと葉
感動的なお話やどんでん返しを楽しめるお話、著者のユーモアが溢れているお話が盛りだくさん。
一編一編に著者の優しさと温かさがこもっていて、読了後はアメリカの映画をみた後のような爽やかな気持ちになれます。
大人も楽しめる作品…
お気に入りを見つけてみてください。
アルジャーノンに花束を
手術で「天才」と化したチャーリーの戸惑いと葛藤は彼を孤独にしていきます。
唯一、心の支えとなったのは、同じ実験を受けて天才となったネズミのアルジャーノン。
幸せとは何なのか。
賢い人間が幸せなのか。
いろいろ考えさせられる悲しい物語です。
ハンカチのご用意を。
星の王子さま
いくつもの星を訪れる度に、さまざまな価値観に触れる小さな王子様のお話。
大人になっても愛読する人が多い本作は、目に見えるものばかりを意識するのではなく目に見えないものほど目を凝らしてみてみよう!というメッセージが伝わってくる。
何度読んでも美しい物語。
モモ
主人公の少女・モモは円形劇場に突如住みつくようになり、街のみんなに好かれるようになる。
充実した時間を過ごすモモの前に灰色の時間泥棒が現れ人々の時間が奪われます。
効率性に囚われずに無駄な時間も大切に過ごすことで生まれてくる豊かさ…
現代を生きる大人にも当てはまるテーマだと思います。
世界中の子供から大人に読まれ親しまれてきた名作です。
タネをまく人
移民大国であるアメリカ北東部。
貧しい地域にあるゴミ捨て場のような空き地にひとりの女の子が豆をまきます。
その行為が連鎖して少女には仲間ができるようになります。
そんな仲間たちを結び付けるのは、豆の育ち具合を気に掛ける「気遣い・親心」。
季節を重ね、前向きにひたむきに心を通わせていく彼らを見ていると、心があたたまります。
平和・戦争
アンネの日記
娘・アンネフランクが実際につけていた日記をもとに再現された
物語として、世界中の言葉に翻訳されずっと読まれています。
戦争の恐ろしさ、命の儚さをストレートに綴っている作品です。
さよなら、アルマ
舞台は、第二次世界大戦、およそ10万頭もの犬が殺人兵器として利用されていました日本。
犬好きの青年、太一は大人に騙され軍犬アルマを一生懸命育て始めます。
戦時中の犬と人間の関係を描いた涙が止まらない作品です。
動物好きの方は特に、読み進めるのが辛いと思います。
晴れたらいいね
さっきまで病室にいた老女の若き日の姿になった彼女は従軍看護婦として戦争に巻き込まれてしまう。
命を背負った彼女たちの青春感動物語です。
主人公の明るい性格、そして殺されないように生き抜こうという強い意思に惹かれます。
大人にもおすすめしたい感動作品です。
まとめ
今回は、中学生向けのおすすめ小説をご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか。
友情・恋愛・青春・家族…さまざまな悩みを抱える年頃だからこそ読んで欲しい作品を集めました。
もちろん、中学生のお子さんがいる大人でも楽しめる名作揃いですので是非一度手に取ってみてください。
最後までありがとうございました♪
それでは、今日も素敵な読書時間をお過ごしください🌸
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