【おすすめ小説】美味しそうな料理がたくさん!お腹が空くおすすめ食べ物小説をまとめました

今回は美味しい料理が登場する食べ物系小説(飯テロ本)をまとめました!

ミステリーからファンタジー、家族小説やお仕事小説など…
いろいろなジャンルを取り扱った「食」がテーマの小説特集です。

作家さんも意外と食通なんでしょうか!?
美味しい料理の細部、そして食いしん坊の心を鷲掴みにしちゃう描写は、読んでいるだけでヨダレが出てきそう。

物語で読む、料理レポート… ストーリーも面白い物ばかりです。

それでは、ごゆっくりお楽しみください♪

れんげ

こんにちは、れんげです。
小説が大好きアラサーOLです!年間250冊以上の小説を読んでいます。
新しいものにこだわない読書スタイルで、『何度も読み返したい作品』との出会いを追い求めて、日々読書を楽しんでいます。
このブログでは、読書好きの私がおすすめする小説をご紹介しています。
みなさんの読書習慣、または本選びに少しでも役に立てると嬉しいです。

1. たそがれ食堂


著者: 坂井希久子

ポイント
昭和のデパートにある大食堂が舞台の王道的再生ストーリー
お馴染みメニューがたくさんでてきてテンション上がります!

伝統あるマルヨシ百貨店に勤める主人公の美由紀が、畑違いの大食堂のマネージャーに配置されることに…

食堂が直面する存続の危機や、大食堂の味をすべて変えようとする一流シェフの智子とぶつかり合いながら

奮闘していくお仕事系グルメ小説です。

登場人物の一生懸命さと美味しそうな料理の数々に癒され元気になります。

ナポリタンお子様ランチ...など昭和百貨店の名物料理…
ふむふむ、ケチャップは別鍋でつくるんだ!美味しいコツも学べちゃう^^

小さい時に、デパートで食べたお子様ランチの特別感を思い出しました(^_^)

たそがれ大食堂
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2. かもめ食堂


著者: 群しょうこ  / 幻冬社文庫

ポイント
舞台は、フィンランド!異国の地で日本人が経営する食堂とは…
食堂で働く、ワケあり3人日本女性のほのぼの系小説です🌱

フィンランドで「かもめ食堂」を始めたサチエと、そこでお手伝いをすることになったミドリとマサコ。

時が経つにつれ、だんだん軌道に乗り始める食堂と三人の仲をみていると、なんだか微笑ましく感じます。

真っ直ぐでモチベーション高めな登場人物ばかりなのでこちらも元気をもらえる気持ちになります。

何気ない日常だからこそ感じる、ごはんの美味しさ^^

人生に行き詰まっている時に、ここのごはんを食べたいなあ。

こちらの作品は映画化もされています。

小説と同じく、のほほんな空気を味わえてどこか癒される〜🌸

是非、一緒にお楽しみください♪

かもめ食堂
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3. 東京近江寮食堂


著者: 渡辺淳子 / 光文社文庫

ポイント
谷中にある宿泊施設、近江寮が舞台のごはん小説。
人情物語と美味しい手料理(郷土料理)をどうぞ🍴
10年前に消えた夫を探すことにした主人公の妙子は

定年退職を経て、上京してきます。

慣れない土地で、個性的な人々に食事を作ることになった妙子の運命を描いた、おいしくて切ない感動長編物語です。

料理は人の心を動かす…

「食べる」ことの大切さがじわじわ伝わってくる作品です。

美味しいごはんがあれば、悲しいことも辛いことも乗り越えられそう。

心がぽかぽかしてきます。

東京近江寮食堂
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4. 食堂つばめ


著者: 矢崎存美 / ハルキ文庫

ポイント
臨死体験の中で食べる絶品料理!
異世界で味わう思い出の味を体験できる一冊
生命の源は、美味しい食事!

謎の女性ノエに導かれ、美味しい玉子サンドを食べる奇妙な臨死体験をした主人公、秀春。

「食堂つばめ」を営むノエの料理で、生と死の境目にある「街」に迷い込んだ人たちは、現実世界へ戻っていく。

果たして、ノエはすべての人を救うことができるか。

感動的なラストも良かったが、やはりノエさんの手料理は一度食べてみたい

思い出の味はやっぱり、お母さんの手料理。恋しくなりました。

食堂つばめ (ハルキ文庫) 矢崎在美
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第3作までシリーズ化されています。

是非、こちらも一緒に。

食堂つばめ 2 明日へのピクニック (ハルキ文庫) 矢崎在美
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食堂つばめ 3 (ハルキ文庫 ) 駄菓子屋の味 矢崎在美
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5. 食堂のおばちゃん  シリーズ


著者: 山口恵以子 / ハルキ文庫

ポイント
嫁姑コンビで織りなす、心温まる人情系ごはん小説。
食堂のおばちゃんが作る料理の描写がほんとに美味しそう!これぞ飯テロ本!

昼は定食、夜は居酒屋として営業する「はじめ食堂」のお話です。

常連客はほとんど地元民というアットホームな雰囲気に、こちらも和みます。

メニューはお洒落でも高価でもないけど、

その土地の新鮮食材をふんだんに使ったおばちゃんの手料理は美味しくないはずがない!

定食やビーフシチュー、ハンバーグ、コロッケ… 空腹の時に読むのは注意ですw

食堂のおばちゃん
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こちらはシリーズ作品!
どの作品も魅力的な料理とおばちゃんの人情あふれるストーリーがてんこもりです^^

恋するハンバーグ 食堂のおばちゃん2
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愛は味噌汁 食堂のおばちゃん3
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6. 東京すみっこごはん


著者: 成田名璃子  / 光文社文庫

ポイント
みんなで作ってみんなで食べる、「共同台所」が舞台。
じんわり温かい、元気をもらえる短編集
両親に先立たれ、居場所を失い、

さらに学校でいじめられている女子高生の楓は、奇妙な食堂にたどり着く。

そこは、毎日くじで料理当番を決めるという「共同食堂 すみっこごはん」

そこのメンバー五人と楓を中心に、それぞれのワケアリ人生が交差していきます。

初回ルールなどの設定や登場人物のキャラクターがとても凝っていて、面白い!

絶対楽しいだろうなと思うワクワクな反面、それぞれが抱える事情が深く真剣に読んでしまいます。

そういう悩める人たちを元気づける、ご飯パワーは偉大ですね。

東京すみっこごはん
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7. 鴨川食堂 シリーズ


著者: 柏井 壽 / 小学館文庫

ポイント
思い出の味を完全再現してくれる食堂。
思い出の味に馳せる想いと料理に対する愛情でお腹いっぱい。
京都・東本願寺の近くにある、看板がない食堂が舞台。

料理雑誌に掲載された一行のキャッチコピーをみた者のみが辿り着けるという。

鯖寿司、鍋焼きうどん、とんかつ、肉じゃが….

誰にでもきっとある、想い出の料理。

6つ物語は優しく、感動的、そしてお腹が空いてきます。

あなたは何を注文しますか?^^

鴨川食堂
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シリーズも豊富で読み応えあります。

毎回テーマや出てくるお料理も違うので是非合わせて読んでみませんか?

鴨川食堂2 おかわり 
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鴨川食堂3 いつもの
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8. とにもかくにもごはん


著者: 小野寺 史宜   

ポイント
老若男女、さまざまの生きづらさと希望を描いたごはん小説。

美味しさと温かさが優しい気持ちにしてくれます。

午後5時開店、午後8時閉店の「クロード子ども食堂」で繰り広げられる、

人とごはんをつないでいく心にしみるストーリー

スタッフや食堂に集まってくるお客さんがそれぞれの価値観、境遇から問いかけてきます。

この子ども食堂で、それぞれの悩みや傷が癒えていく…心情描写がとても繊細で心打たれます。

とにもかくにもごはん
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9. 山の上のランチタイム


著者: 高森美由紀

ポイント
山奥のお洒落レストランが舞台のハートフル感動小説
登山口にあるレストランのイケメンオーナーに片想いをする元柔道部の美玖が主人公。

失敗ばかりの主人公ですが、レストランに集う個性的なお客さんたちやスタッフたちと過ごす美味しくて優しい日々を描いた作品です。

単純な料理小説とは違って、(もちろん、よだれがでてきそうな絶品グルメもたくさん登場します)

命の大切さや親子関係の複雑さなど、テーマは重め

いろいろ考えさせられるから読み応えあります。

出てくる料理はどれも美味しそうなものばかりで、お腹すきます。

オリーブオイルと塩のおにぎり…山頂でたべると美味しいんだろうなあ。

山の上のランチタイム
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続編も出ているので是非一作目が気に入った方は合わせて読んでみてください^^
山のふもとのブレイクタイム
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10. パンとスープとネコ日和


著者: 群ようこ  / ハルキ文庫

ポイント
日替わりサンドイッチが美味しそう!
ゆったり流れる日常を丁寧に描いた、ほっこり小説

主人公のアキコは、かつて食堂を営んでいた母が亡くなったことをきっかけに

会社を辞めて店を改装し新たに食堂を始めます。

その食堂の主なメニューはサンドイッチとスープだけ。

どこからかネコのたろも現れ、アキコと”たろ”とお店の毎日が描かれています。

価値観の違う者と関わりながら、衝突したりわかり合ったり…

自分のやりたいことをやり続けていくのって難しいですが、大切ですね。

いろんなサンドイッチが出てきて、人の優しさ・思いやりも感じれて、お腹いっぱいになる作品です。

パンとスープとネコ日和
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11. うしろむき夕食店


著者: 冬森灯  / ポプラ社文庫

ポイント
お店の名物は「料理おみくじ」
絶品料理とお酒がほどよく疲れを癒してくれる、小料理屋「うしろむき夕食店」の人情系ごはん小説
ステンドグラスの扉に見える満月のような照明と、

おいしそうな香りが漂ってきたら、そこが「うしろむき夕食店」。

白髪をまとめた女将の志満さんと、なぜかいつも不幸な希乃香さんが元気に迎え入れてくれます。

タルタルソースたっぷりのエビフライに、マカロニグラタン、ハンバーグ…

手作りの家庭料理の数々に食欲が猛烈に湧いてきます😅

こんな一人でも入りやすい小料理屋さんがあったら毎日通ってしまいそう..

今宵も、料理も人生もいろいろ迷ってしまうお客さんに、素敵な出会いを与えていきます。

うしろむき夕食店
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12. おもいでの味


著者: 石川溪月 / 光文社文庫

ポイント
季節の料理と美味しいお酒を存分に楽しめる居酒屋、灯火亭が舞台のごはん小説
その日の疲れや考え事を最も簡単に吹き飛ばしてしまう、魔法のような場所。それが、灯火亭。

店長ユウさんの優しくて温かいおもてなしと、

気遣いあふれる料理の数々に魅了されます。

人生に迷う大人たちが立ち寄り、大切な何かに気づいて帰っていく空間は、

常連客含め、店全体が一つの家族のように錯覚してしまいそうになる。

近くにこんな居酒屋があったらいいのになあ、

何度も羨ましい気持ちにかられながら心を癒していく連作集です。

おもいでの味 
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13. めぐり逢いサンドイッチ


著者: 谷瑞恵 / 角川文庫

ポイント
サンドイッチが猛烈に食べたくなる一冊
パン好きにはたまらない!
靱公園に面したサンドイッチ屋さん「ピクニック・バスケット」。

お店を切り盛りしている姉妹の2人、イケメンパン屋さん、

ちょっと変わった常連のおじさんーー

そして、コゲちゃん(看板猫?)…登場人物それぞれにスポットを当てた連作短編集です。

あまり深く考えずにサラッと読めちゃうから、疲れた時や癒されたい時におすすめ^^

期待通り、美味しそうなサンドイッチがたくさん登場します

ツナれんこん
コロッケサンド
ハムキャベツサンド

ベーシックな具だけど、そこがまたいいんですよね。

めぐり逢いサンドイッチ 
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14. 谷中びんづめカフェ


著者: 竹岡葉月 / 集英社オレンジ文庫

ポイント
かわいらしいびんづめ保存食が盛りだくさん。英国人とコミュ障女子大生のほっこり人情ストーリー
谷中に住む女子大生の紬は、人間関係が苦手で大学でもひとりぼっち。

そんな時に出会う、謎の英国人男性とその息子と変わったカフェ、びんづめカフェ。

そこでは、店主のセドリックが野菜や果物をあっという間に美味しい保存食に変えてしまいます。

美味しすぎて、保存食なのにすぐ食べてしまう、主人公( ´∀`)

大学生活に日々奮闘している紬と同時に、
血のつながらない息子と二人暮らしのセドリックは、

息子とのコミュニケーションの取り方に苦戦しています。

素朴で美味しそうなびんづめたちとコメディちっくで読みやすいストーリー展開が魅力の一冊です。

谷中びんづめカフェ
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シリーズで是非お楽しみください♪

谷中びんづめカフェ竹善 2 春と桜のエトセトラ
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谷中びんづめカフェ竹善3 降っても晴れても梅仕事
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15. あまからカルテット


著者: 柚月麻子 / 文春文庫

ポイント
女子校時代からの仲良しのアラサー4人組のコメディ感あふれる突っつきあいが面白い
女の友情関係やアラサーに迫り来る恋バナ、

仕事のことなど、大人になるにつれて悩みは増えるばかり。

そんな彼女たちが、稲荷寿司やおせちなどの料理をヒント

4人で力を合わせて悩みを解決していく友情物語。

個性が全く違う4人を料理がまとめてくれているような気がします。

大人になっても思いっきりぶつかっていけて弱いところも見せられる友情…いいですよね。

あまからカルテット
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16. まずはこれ食べて


著者: 原田ひ香

ポイント
会社を立ち上げて住み込みで働く若者たちに、料理をふるまう家政婦さんが
食べることの大切さを改めて教えてくれました

男気溢れる家政婦さんが心を込めてつくる夕飯とお夜食は、

仲間、仕事に悪戦苦闘し働く若者たちを笑顔にしていきます。

ひとつ屋根の下で繰り広げられる男女+家政婦さんのちょっと切ない、

けど心温まる物語

家政婦として雇われたみのりさんの絶品お夜食は最高においしそう

 

夜食として以外でも食べたいものばかりです。

まずはこれ食べて
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17. 三人屋


著者: 原田ひ香 / 実業之日本社文庫

ポイント
朝・昼・夜で店主が変わる食堂「ル・ジュール」
登場人物の複雑な関係に戸惑いながら、料理にも魅了される作品です。

三女姉妹で切り盛りするお店「ル・ジュール」は、朝は三女の喫茶店、昼は次女のうどん屋、

そして夜は長女のスナックという変わったお店。

愛称「三人屋」として親しまれているお店だけど、

当の三人は仲が悪いという設定がまた面白い。

ワケアリのお客さんを迎えながら、3人の仲、

そしてお店と父親の過去についてじっくり明らかになっていきます。

喫茶店で出されるモーニングやこしのあるうどん、

そしてお洒落でボリュームのあるディナーとカクテルは

場面が変わるごとに食欲をそそられます。

三人屋
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こちら続編です。
新しい登場人物もでてきてさらに賑わいます^^

サンドの女
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18. 縁結びカツサンド


著者: 冬森灯 / ポプラ文庫

ポイント
美味しいパンと商店街のご近所付き合いが素朴でイイ!
駒込うらら商店街に佇む、昔ながらのパン屋さん「ベーカリー・コテン」には、

見ているだけでほっとするようなパンがずらりと並んでいる。

そんなコテンの未来を背負うのは、三代目の和久。

「自分のパン」とやらを見つけないといけないと日々焦っている。

そんな中、先代から通ってくれている愉快なお客たちとのふれあいのなかで和久が見つけた答えとは。

パン屋にやってくるお客さんがそれぞれ主人公となり話が進んでいく連作短編集。

商店街の人たちの温かい繋がりと団結力に、なんだかこちらまで幸せなご縁を感じます

最後の屋台のシーンで見られる、チームワークや男気あふれる告白は、こちらも胸が熱くなります。

縁結びカツサンド
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19. まいごなぼくらの旅ごはん


著者: マサト真希 / メディアワークス文庫

ポイント
食いしん坊が食の旅に出る!?心あったまる人情系恋愛小説!
職を失った颯太と食いしん坊のひよりが出会い、

颯太の父が残した食堂の新メニュー開発のため旅に出る

人生に行き詰まる若者二人が食の旅を通じて、進むべき道を見出していきます。

ひよりちゃんの食べっぷりは読んでいて気持ちがいい!

たくさん食べる女の子ってどこか魅力がありますよね。

こちらまで、幸せな満足感を得られる気持ちになります。

「料理」の持つ力には無限性を感じ、人と人の気持ちをつなげる魔法のようにも感じます。

読みやすいです。

まいごなぼくらの旅ごはん
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20. 彼女のこんだて帖


著者: 角田光代 / 講談社

ポイント
料理にまつわるお話が15編収録された短編集。
なんとレシピ付きだから再現可能!
後から後から読むごとに、登場人物がリンクし繋がっていく連作短編集です。

視点は変わっていくのに、物語の大きな背景がはっきりしてくる面白さもある。

ミートボールシチュー、かぼちゃの宝蒸し、漬物など、

田舎の母や子を思う母の気持ちが溢れ出てくる物語ばかり。

「美味しい」は作る人も食べる人も温かく包み込んでくれる、魔法の言葉です(^ω^)

彼女のこんだて帖
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21. タルト・タタンの夢


著者: 近藤 史恵 / 創元推理

ポイント
商店街にあるフレンチレストランで展開される、ミステリー系グルメ小説。
フレンチレストランを営む無口で無愛想な三舟シェフが主人公。

やってくるお客さんの謎を次々と解決していくグルメ系日常ミステリーです。

フランス料理の描写は、とても上品でお洒落。

三舟シェフの人柄や言葉にも心を惹きつけられます。

短編集なので、好きなものを少しずつ楽んでいくフランス料理にぴったりだなと思ったり^ ^

とても読みやすく、お話も軽快で楽しめます♪

2作目も出ていますので合わせてどうぞ!

タルト・タタンの夢 
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ヴァン・ショーをあなたに
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22. マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ


著者: 古内 一絵

ポイント
店主のシャールさんの人柄、見た目に注目してしまう
変わった夜食食堂で私も癒されたい
ドラッグクイーンのシャールさんが営む、深夜カフェ、「マカン・マラン」。

訪れる人々の悩みをあたたかい料理と店の雰囲気、

そしてシャールさんの明るくて素直な人柄がそっと背中を押してくれる連作短編集です。

ポトフやマクロビオティクス料理など、体に優しいメニューがずらり

日常に疲れた時に何度も読みたい作品です。

一つ一つの物語がとても凝っていて、先へ先へと進みたくなります。

マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ
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23. ヒカルの卵


著者: 森沢明夫 / 徳間文庫

ポイント
養鶏農家が「卵かけごはん専門店」を開業!
ストーリー性も優れているから読み応え抜群な人情系ごはん小説です。
過疎化が進むある集落で、主人公である養鶏農家のムーさんは「卵かけごはん専門店」開業を決意します。

”みんなが幸せになれるように。
みんなに笑顔が戻ってくるように。”

お人好しで素朴だけど村再生のために一生懸命なムーさんに心打たれます。

”卵かけごはん”の描写は期待以上に美味しそうです!!( ´∀`)

ヒカルの卵
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24. ランチのアッコちゃん


著者: 柚木麻子 / 双葉文庫

ポイント
アッコさんのキャラが予想外!脱サラして移動販売…胸を張って生きていこうと頑張る彼女から元気をもらえます。

主人公の美智子は、できる上司「アッコちゃん」から1週間のランチ交換を命じられる。
アッコさんに用意すべくあらゆるところへ美味しいランチを調達しに出かけます。

表題の他にも、美味しい料理がたくさんでてくるお話が連なった短編集です。

美味なカレーライスや移動販売でしか手に入らないお弁当にポトフ…
美味しそうに食べる登場人物の描写にこちらもお腹が空いてきます。

明日も仕事頑張ろう!って気持ちにさせてくれる一冊です。

ランチのアッコちゃん
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25. キャベツ炒めに捧ぐ

著者: 井上荒野

ポイント
商店街のよくある惣菜屋さんが舞台。
季節の食材をふんだんにあしらった出来立ての家庭の味が店頭に並びます。

コロッケ、キャベツ炒め、茸の混ぜごはん、ひじき煮….

東京の私鉄沿線の商店街にたたずむ素朴な惣菜屋「ここ家」にはとびきり美味しい惣菜がたくさん。

オーナーの江子、むっつりの麻津子と内省的な郁子

それぞれ語り手となって進んでいくストーリーは大人の事情を含んでいて、共感する女性が多いかも。

気難しいけど憎めない三人の店員さんのこれまでの人生、記憶、切ない想いなどが露わになりながら、

美味しい食べ物が癒してくれます。

今までの食べたことのないような季節の食材が出てきたり、主婦ならではの料理の知恵も披露してくれます。

キャベツ炒めに捧ぐ (ハルキ文庫) 井上荒野
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26. 食堂かたつむり


著者: 小川系 / ポプラ文庫

ポイント
森の中にたたずむ、大自然に囲まれたレストランが舞台の感動長編
恋人に何もかも持ち去られ、ショックのあまり声まで失ってしまう主人公の倫子がふるさとに帰り、小さな食堂を始めます。

そこは、1日1組のお客様だけをおもてなしする、サービスの徹底ぶり。

ザクロの入ったカレーライス
ジュテームスープ
家族みんなで食べるお子様ランチ…

食材選びからこだわる彼女。食べる人に満足してほしいという彼女の想いが伝わってきます。

「食べる」という行為や命の尊さを再確認でき、
さらに、ずっと疎遠だった母親との関係を少しずつ修復していくという母娘物語でもあります。

この作品は、柴咲コウさん主演で映画化もされております。

映像で見るとやはり過激度が増し増し、、、

思わず目を伏せてしまいたくなるような場面もありました。

個人的には、原作をまず読んでいただきたいです。

食堂かたつむり (ポプラ文庫) 小川糸
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映画はこちらから視聴できます!
U-NEXT食堂かたつむり
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本に関する詳しいレビューと感想はこちらをご覧ください^^
【感想】小川糸「食堂かたつむり」を読みました。失恋女が作り出すこだわりあふれる「小さな食堂」

27. 星をつける女


著者: 原宏一 / 角川文庫
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ポイント
飲食店ハンターのミステリー系グルメ小説。
主人公の”デキる女”感がとにかくかっこいい!
投資家の依頼により店の内情を探り格付けしていくフリーの覆面調査員が主人公。
高級料理店やチェーン店の裏事情を暴いていく彼女の働きぶりは、

同じ女として読んでいてとてもかっこいいしスッキリさせてくれます。

仕入れ元の偽造だとか店の経営難など、美味しいものを食べるだけではなく
普段私たちが見ることのない、飲食業界の闇の部分を知れてとても興味深い。

仕事ではかっこいい彼女だけど、

家では娘のことが大好きなお母さん

舌が越えた彼女が大好きな料理といえば一人娘の杏奈ちゃんの手料理ってところは親子愛を感じます。

星をつける女 (角川文庫) 原宏一
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詳しいレビューはこちらの記事をご参照ください。
【感想】原宏一「星をつける女」読了。素敵!働く女性

28. しあわせのパン


著者: 三島由紀子 / ポプラ文庫

ポイント
北海道の大自然を小説で満喫!パンカフェを経営しながら、のほほん暮らす仲の良い夫婦につい憧れてしまう
北海道でパン屋兼カフェを営む、若い夫婦が主人公。
お店にやってくる常連さんや、遠くからやってくるお客さんとのふれあいが柔らかいテイストで描かれたストーリーです。

釜で焼き上げる、

カンパーニュ北海道の野菜をふんだんに使ったスープがとっても美味しそう!

春・夏・秋・冬の北海道を描いていて、いつ読んでも楽しめます。

しあわせのパン (ポプラ文庫) 三島由紀子
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2012年に大泉洋さんと原田知世さん主演で映画化されていますので、こちらも一緒にどうぞ!

北海道の美しい景色と美味しそうなお料理たちのイメージをはっきり目にすることができますよ。

ロケ地巡りを楽しむファンの方も多いようです=^_^=

しあわせのパン 映画
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29. 佳代のキッチン


著者: 原宏一 / 祥伝社文庫 

ポイント
斬新なアイディア料理が満載!
ワゴン車で日本中どこへでも行く主人公の絶品冒険ストーリー
主人公の佳代はキッチンのついたワゴン車で日本中を駆け巡りながら、

その土地で出会う人々に料理をふるまう

いろんな事情を抱えたお客さんを満足させていく、人情物語が詰まった連作短編集です。

自由にどこまでも行って、料理をふるまっていく彼女をみていると

なんだか元気が湧いてきます^^

お寿司天ぷら、ふわたま、魚介めし…新しい料理の数々に、想像力フル回転。

料理好きの著者、原宏一さんの料理の描写は、どれも食欲をそそります。

佳代のキッチン (祥伝社文庫)
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シリーズ作品ですので、気に入った方はこちらも!

女神めし 佳代のキッチン2
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踊れぬ天使 佳代のキッチン3
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30. ヤッさん


著者: 原宏一 / 双葉文庫

ポイント
絶大な信頼と絶対の味覚を持つカリスマホームレス”の衝撃的な生き方を描いた人情系グルメ小説。
毎日高級食材食べ歩き!?

毎日高級食材を食べ歩き、一流料理人たちや仕入れ人たちとくまなく情報交換しながら生活している、

ホームレス「ヤッさん」

若くしてホームレスとなった主人公のタカオは、

そんなヤッさんの弟子になることを決意します。

ヤッさんの驚くべき生活と新米のタカオがレストランや食材の目利きへと成長していく過程が面白い作品です。

食材の見分け方や高級料理店の裏事情など、読者の方もヤッさんに勉強させていただきますw

ヤッさん (双葉文庫) 原宏一
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なんと映画化もされています!
ヤッさん役に伊原剛志さん、タカオ役に柄本佑さんと渋くてイケています。

ヤッさんもシリーズ化されています♪

ヤッさんII 神楽坂のマリエ (双葉文庫)
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ヤッさんIII 築地の門出 (双葉文庫)
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31. 青空の卵


著者: 坂木司 / 創元推理文庫

ポイント
ひきこもりプログラマーの鳥井が作るこだわり深い料理の数々に注目。
ひきこもりの親友・鳥井真一を外に連れ出すため、主人公の坂木司は身の回りで起こる不思議な出来事を鳥井に相談し解決していくという、

読みやすいミステリー作品です。

登場人物たちのキャラの濃さはとても面白くて読書欲を掻き立てます。

特にひきこもりの鳥井くんは、紅茶の淹れ方から調味料にまでこだわる食通ぶり。

主人公が遊びに行くと、いつも全国銘菓のお取り寄せをしている彼の食いしん坊ぶりに親近感を抱きます。

彼らの変わった友情関係にも注目です!

青空の卵 (創元推理文庫) 坂木司
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シリーズ作品も是非合わせて♪

仔羊の巣 (創元推理文庫) 第2作!
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動物園の鳥 (創元推理文庫) シリーズ完結編!
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詳しいレビューはこちらから!
【感想】坂木司「青空の卵」を読みました。友情を超えた友情。

32. 弁当屋さんのおもてなし シリーズ


著者: 喜多みどり / 角川文庫

ポイント
北海道のグルメ盛りだくさんのグルメな恋愛小説!
美味しい手料理とイケメン店員に癒されます。

恋人に二股をかけられて深く傷ついた主人公の千春。

タイミングよく北海道・札幌市へ転勤となった千春は、仕事帰りに「くま弁」というお弁当屋さんを見つけ通うようになります。

イケメン店員のユウさんと彼の手作り弁当に、千春の傷ついた心がゆっくり癒えていきます。

ラブコメ要素も加わって、ストーリーの行く末が気になる!

なにより一番の見どころは、北海道ならではのおかずたちです。

料理の描写が上手すぎで、本当にお腹がすいてきます。

ザンギ弁当私も食べたいなあ!

シリーズ長いけどマンガのように読みやすいのでおすすめ。

(1) 弁当屋さんのおもてなし ほかほかごはんと北海鮭かま
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(2) 弁当屋さんのおもてなし 海薫るホッケフライと思い出ソース
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(3) 弁当屋さんのおもてなし ほっこり肉じゃがと母の味
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33. BAR追分


著者: 伊吹有喜 ハルキ文庫

ポイント
都会の中にあり、昼と夜とで二つの顔を持つバーが舞台の物語。
人生に行き詰まったときに立ち寄りたくなる、魅力的な休憩所。

新宿の「ねこみち横丁」の奥にあるBAR。

昼は「バール追文」でコーヒーやカレーなどの定食屋、夜は「バー追文」という名前に代わり、

本格的なディナーとカクテルを出す大人のための憩いの場。

女店主も昼と夜とで変化します。

この不思議な時間が流れる場所で、やってくるお客さんたちの心が一つずつ救われていく物語。

牛すじ煮込みやトッピングを工夫したカレーライス

美味しい料理に舌鼓を打ちながら大人の時間をゆっくり楽しむ。

読んでいるだけで、うっとりしてしまうようなロマンチックな時間をすごしませんか。

シリーズ3作品出ています!

BAR追分
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オムライス日和―BAR追分
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情熱のナポリタン―BAR追分
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34. ランチ酒


著者: 原田ひ香 / 祥伝社文庫

ポイント
一人呑みの楽しさがギュッと詰まった一冊です。
こんな呑み方してみたい(^o^)

主人公の祥子さんが、美味しい食事とお酒に舌鼓を打ちつつ、疲れや寂しさ、悲しさを癒していく連作短編集です。

バツイチ、アラサー、そして夜から朝まで一睡もせずにお客様を見守る「見守り屋」という職業も興味深い。

そんな祥子さんの仕事終わり、夜明けの「ランチ酒」

彼女が一人で楽しんでいる様子はどこか切なく、どこか癒され憧れます。

なんといっても、グルメな祥子さんがチョイスする絶品ランチが毎回美味しそう!

彼女の食に対する熱意と共に、お楽しみください♪

ランチ酒
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大人気シリーズ作品です、

ランチ酒2 おかわり日和
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ランチ酒3 今日もまんぷく
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スイーツ・お菓子編

35. バニラな毎日


著者: 賀十 つばさ

ポイント
スイーツの描写がかなりそそられます。
空腹でなくても、甘いものが食べたくなる。
5年間、一人で経営してきた洋菓子店「パティスリー・ブランシュ」を閉じることになった主人公の白井。

そんな彼女の常連客だった料理研究家のマダムが訪れ、厨房を貸して欲しいと言いにきます。

白井が作り出す美味しい洋菓子とそれを通して出会うマダムが繋がって生まれる、チャンスや新しい出会いの数々…

技術も大事だけど、お菓子を食べるひとの気持ち、

渡すときのこころづかい=人との接し方も大事だなあと感じます。

著者、賀十つばささんのスイーツの描写は、胃袋も心も持ってかれます。

ザッハトルテ、イートン・メス、オペラ、などお洒落なスイーツが続々登場!

バニラな毎日
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36. まるまるの毬


著者: 西條奈加  / 講談社文庫

ポイント
江戸時代の和菓子屋が舞台。
素朴で馴染み深いあのお菓子と人情味溢れるストーリーに心打たれます。
国中のお菓子を見てきた主人公、治兵衛が作る珍しいお菓子と

娘の”お永”、元気いっぱいの看板娘、治兵衛の孫娘”お君”の三人で営むお店はいつも大繁盛。

娘の離婚や孫の縁談話、店の今後について悩みながらも

家族の強い絆を糧に困難を乗り越えていく人情物語

みんなに楽しんでもらいたい、和菓子の美味しさを届けたいという

治兵衛の強い想いが伝わってくる優しい作品です。

もちろん、和菓子の描写が細かく、読んだあとは和菓子が食べたくなります。

まるまるの毬
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37. 和菓子のアン  シリーズ


著者:坂木司 / 光文社

ポイント
王道和菓子小説 !和菓子についての知識も身に付きます

デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた主人公アンちゃん。

和菓子食べる専門だった彼女がこれをきっかけに和菓子の奥深さや遊び心にみるみる魅了されていく。

個性的すぎる同僚に支えられ、

お客様からの無理難題もなんとか乗り越えていく、人気お仕事ミステリーです。

和菓子にこんな深い意味があったなんて…驚きの連続です。

読み進めるたびに、日本人でよかったなとため息がでてしまうほど、

美しくロマンチックな世界に感動します。

興味深い和菓子の説明と、和菓子自体の鮮明な描写が食欲をそそります。

シリーズ作品、第3作まで出ています〜!

和菓子のアン (光文社文庫) 坂木司
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アンと青春(光文社文庫)
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アンと愛情
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38. 本日のメニューは。

著者: 行成薫 / 集英社

ポイント
完成度高すぎな短編集にお腹も心もまんぷく満足♪
日本の食文化ならではの感動が詰まった食べ物小説

入院中の父に大好物を届けたい兄弟。

マズメシを作る母に本当の気持ちを打ち明けられない女子高生。

デカ盛り定食を作り続ける店主の熱い想いの裏側…

食欲をそそる料理の描写と感動の人間ドラマが詰まった5編のお話が収録されています。

大衆食堂などで昔から親しまれている素朴で懐かしい味を思い出しながら、楽しめる作品

食欲も心も満たされること間違いなしです(^ω^)

39. ときどき旅に出るカフェ


著者:近藤史恵 / 双葉文庫

ポイント
世界中の美味しいスイーツと日常ミステリーの融合!
すっきりさわやかな読了感に身も心も満足感に包まれます。

アラサーOLの瑛子が見つけたカフェルーズ。お洒落なカフェのオーナーは、会社の元後輩の円だった。

次々と立ちはだかる困難やトラブルを跳ね除けていく円さんがとても頼もしい。

疲れている時や憂鬱な気分の時に元気をもらえそう!

まとめ

今回は、「料理」や「スイーツ」などをキーワードとするおすすめグルメ小説を紹介まとめてみました。

最後までご覧いただきありがとうございます。

食欲をそそる小説の数々はいかがでしたしょうか。
どれも美味しそうな料理やスイーツがテーマですが、人情溢れる深い内容のものばかりをチョイスしました。
読み応え抜群です。

まだまだ随時更新していく予定ですので、是非また遊びにきてください^^
“次に手に取る本”選びの参考にしてくれたら嬉しいです(^ω^)

この他にも、ごはん系に関連して「カフェが舞台の小説」もまとめています。
よろしければそちらもご覧ください♪

【2021年更新】カフェが舞台のおすすめ小説ランキング。お洒落なカフェで読みたいお気に入りの一冊

れんげ

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最後までありがとうございました♪
それでは、今日も素敵な読書時間をお過ごしください🌸

れんげ

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