【2024年更新】読書家が選ぶおすすめお仕事小説ランキング!頑張る大人はかっこいい。やる気がでる物語を集めました。

おすすめお仕事小説

れんげ

こんにちは、れんげです。
小説が大好きアラサーOLです!年間250冊以上の小説を読んでいます。
新しいものにこだわない読書スタイルで、『何度も読み返したい作品』との出会いを追い求めて、日々読書を楽しんでいます。
このブログでは、読書好きの私がおすすめする小説をご紹介しています。
みなさんの読書習慣、または本選びに少しでも役に立てると嬉しいです。
モチベーションが上がる小説が読みたい!

うさこ

れんげ

こんな生き方真似できないけどかっこいい。
そんな頑張って働いている大人たちをテーマにしたおすすめ小説をご紹介していきます。
「働く」って…?
なんでこの仕事にしたんだっけ?
など
毎日生きるモチベーションが欲しい方におススメの記事です。

8.【土木事業社員】 フリーター、家を買う。


著者 :有川浩
出版 :幻冬舎文庫
発売年:2012年

評価
(4.5)

私たちがいつも目にする工事のおっちゃんたちを見る目が変わります。
現場では体を張って重労働をしている彼ら。

とても情が熱く優しい人達ばかり。家族みたいな絆が生まれる職場が素敵です。

みるみる変身していく青年は読んでいて爽快です。

やりたいことをやらないと、一生後悔するから選択に失敗したくない!って気持ち。

誰しも経験があると思います。はい、私にもありました。苦笑

でもそんなの世間を知って知識を持ってからでも全然遅くない。

いつでもスタートできるし、本当にやりたいこと、なりたい自分が見えてくる。

この本はそう教えてくれます。


あらすじ
就職先を3ヵ月で辞めて以来、自堕落気儘に親の脛を齧って暮らす“甘ったれ”25歳が、母親の病を機に一念発起。
バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。
本当にやりたい仕事って?自問しながら主人公が成長する過程と、壊れかけた家族の再生を描く、愛と勇気と希望が結晶となったベストセラー長編小説。(Amazon)

詳しいレビューはこちらです。
【感想】有川浩「フリーター、家を買う」読了。落ちこぼれフリーターが家族を救う!


7. 【県庁職員】県庁おもてなし課 


著者:有川浩
出版:角川文庫
発売年:2011年

評価
(3.5)

「お気楽公務員」という世間からのイメージをぶち破っていく小さな部署のサクセスストーリー。

上からの圧がありながらも、新しいことを受け入れて提案して実行して県民の信頼を勝ち取っていく主人公のひたむきな姿は
周りに活気と熱意をもたらします。

お役所の裏事情や地域の観光活性化活動の仕組み、障壁が分かりやすく描かれています。

あらすじ
とある県庁に生まれた新部署「おもてなし課」。
若手職員・掛水は、地方振興企画の手始めに、人気作家に観光特使を依頼するが、しかし……!?
お役所仕事と民間感覚の狭間で揺れる掛水の奮闘が始まった!?(Amazon)

【関連情報】

2013年に公開された映画版は関ジャニの錦戸さんと堀北真紀さんが主演!

県庁おもてなし課  映画化!
created by Rinker

詳しいレビューはこちらをどうぞ(=^・^=)
【感想】有川浩の「県庁おもてなし課」読了。観光系ほのぼのストーリー

6. 【便利屋】まほろ駅前多田便利軒 


著者:三浦しをん
出版:文春文庫
発売年:2009年

評価
(4.5)

第135回直木賞受賞作!

形式ばったルールが一切ない自由な仕事。

あ、こんな生き方もあるのか。

自分ももうちょっと気楽に生きてもいいかもしれない。

とあなたの肩の力みを和らげてくれる一冊です。

収入はイマイチかもしれないけど、毎日が新しい発見と冒険でいっぱい。

あらすじ
まほろシリーズ第一弾!

まほろ市は東京のはずれに位置する都南西部最大の町。
駅前で便利屋を営む多田啓介のもとに高校時代の同級生・行天春彦が転がり込み、二人は様々な依頼に精を出す。
ペット預かりに塾の送迎、納屋の整理……ありふれた依頼のはずが、このコンビにかかると何故かきな臭い状況に。
予言する曽根田のばあちゃん、駅裏で夜の仕事をするルルとハイシー、小学生の由良、バスを監視する岡老人……個性的な依頼人たちが登場し、抱腹絶倒かつ心温まるストーリーを展開。そんな中、多田と行天の過去が次第に明らかになり、二人の抱えるものと生き方が、読者の心に突き刺さる!(Amazonより)

【関連情報】

瑛太と松田龍平の名コンビが超ヒット!

映画化もされています。こちらもどうぞ。

まほろ駅前多田便利軒(映画) 三浦しをん
created by Rinker

レビューはこちらです

【感想】三浦しをんの「まほろ駅前多田便利軒」読了。ワケアリ二人組の共同生活。

5. 【潜水艦乗り】クジラの彼 

著者:有川浩
出版:角川文庫
発売年:2007年

評価
(1.0)

潜水艦の人なんて今まで出会ったことない!
どんな仕事をこなして、どんな生活を送っているんだろうか。興味津々ありますよね?

勝手に、仕事一筋で彼女は二の次ってイメージを抱いていました。

全然そんなんじゃない!

遠距離でもなんでもどんとこい。

ロマンチックで一途で、恋愛にとことん前向きな彼らのコメディ要素たっぷりの胸キュンラブストーリーです。

あらすじ
『浮上したら漁火がきれいだったので送ります』。
それが2ヶ月ぶりのメールだった。彼女が出会った彼は潜水艦(クジラ)乗り。ふたりの恋の前には、いつも大きな海が横たわる――有川浩がおくる制服ラブコメ短編集!(Amazonより)

【関連情報】
有川浩さんの自衛隊胸キュン恋愛シリーズは、こちら。

空で活躍する人、地上で活躍する人、三部作で大人気!!

※この「クジラの彼」はこの三部作のスピンオフ作品として書かれた短編集です。

詳しいレビューはこちら

【感想】有川浩「クジラの彼」を読みました。ツンデレ彼・彼女の純度100%の恋愛短編集。

4.【調律師】羊と鋼の森


著者:宮下奈都
出版:文春文庫
発売年:2015年

評価
(1.0)

ピアノの調律師のお話です。
目立たない脇役のようなイメージだけど、ピアニスト以上の魅力を感じずにはいられません。

静かで繊細な仕事をこなす彼らを読んでいると、こちらの心までも穏やかになっていきます。

職人業としてのプライド熱意、沈黙の中に巻き起こる緊張感が伝わってくる作品です…

2016年本屋大賞受賞

あらすじ
ゆるされている。世界と調和している。
それがどんなに素晴らしいことか。
言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。

高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律の世界に魅せられた外村。
ピアノを愛する姉妹や先輩、恩師との交流を通じて、成長していく青年の姿を、温かく静謐な筆致で綴った感動作。(Amazon)

【関連情報】
あの人気俳優・山崎賢人さん含む、豪華出演陣で映画化もされています!
こちらもぜひチェックしてみてください。

羊と鋼の森(映画版)
created by Rinker

詳しいレビューはこちら
【感想】宮下奈都の「羊と鋼の森」読了。静かな深い森にいる心地に

3.【出版社・辞書編集部】船を編む


著者:三浦しをん
出版:光文社文庫
発売年:2011年

評価
(1.0)

2012年 本屋大賞大1位 受賞作品

あの分厚い広辞苑は、誰がどのように作っているんだろう。

一度は疑問に思ったことはありませんか?

それは、並々ならぬ努力と人々の熱い想いでできた一冊なのです。

広告社に興味が無い人でも、日本語を話すすべての人に是非読んで頂きたい作品です。

玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。
個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。
しかし、問題が山積みの辞書編集部。
果たして『大渡海』は完成するのか──。
言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさを謳いあげる三浦しをんの最新長編小説。(Amazon)

【関連情報】

大ヒット作品ならではですが、
「舟を編む」は実写版映画、アニメドラマにもなっています。

両方視聴しましたが、アニメが好きw

でも実写版の方は、主人公を演じた松田龍平がとてもよかったです(●´ω`●)

舟を編む 映画版
created by Rinker
舟を編む アニメドラマ
created by Rinker

2. 【和菓子屋アルバイト】和菓子のアン


著者:坂木司
出版:光文社文庫
発売年:2010年

評価
(1.0)

「映画にしたい文庫部門」大賞受賞作品!!

最近、3作目が発売されたため、より一層注目されるようになりました!

これは、デパ地下のアルバイトを始めた主人公、アンちゃんのお仕事奮闘記。

様々な和菓子の知識やデパ地下での働くルールを先輩方に叩き込まれながら、

その中で彼女なりに一生懸命仕事に取り組んでいる姿、楽しさ、充実感を味わっていく彼女はかわいらしくて応援したくなります。

アルバイト・派遣社員ならではの苦悩や厳しい現実などがコミカルに描かれていて、共感せずにはいられません!

和菓子の魅力もたっぷり味わえてなんだか得した気分♬

あらすじ
デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの十八歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは?読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー。

【関連情報】

他2作品も大ヒットしています。是非、彼女の成長を見届けてあげてください^^

詳しい感想・レビューはこちら
【感想】坂木司「和菓子のアン」読了。和菓子って深い!

1. 【スピーチライター】本日は、お日柄もよく


著者:原田マハ
出版:徳間文庫
発売年:2013年

評価
(5.0)

あまり馴染みのない”スピーチライター”、言葉を操るプロ

結婚式のスピーチから総理大臣や国会議員の演説など、広範囲に渡り活躍する彼女たちの存在を知らない人は多いでしょう。

一見、華やかな仕事かと思いきや…

常に変化する流行、情報量の把握や言葉の勉強と壮大な時間を要する仕事量に追われている彼女たち。

それでも究極のスピーチを追い求めていくスピーチライターの熱意は、読者の心を突き動かします。

ドラマ化もされ、話題となったこの作品。
言葉のもつ力と彼女たちのカリスマ性に、とくと魅了されてください(*´ω`)

あらすじ
OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に最悪の気分で出席していた。ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞だった。空気を一変させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入り。久美の教えを受け、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢された!目頭が熱くなるお仕事小説。
(Amazon 「BOOK」データベースより)

実写版ドラマはAmazonプライムで!

本日は、お日柄もよく-ドラマ-
created by Rinker

小説のレビューも書いてます。
こちらも参考にしてみてください^^
【感想】原田マハ「本日は、お日柄も良く」を読みました。憧れる、働く女性!これは読むべき

まとめ

いかがでしたでしょうか。

色んな職業の裏側を物語の中で発見できる、素晴らしい経験ができます。
プロ意識や仕事に対する情熱、働く意味を見出せるような小説を集めました。

何度読んでも心に響く良い作品です。

れんげ

あなたがきっと気に入る、お気に入りの一冊を見つけます!
選書人の私が、小説をお選びする【れんげ選書】サービスをしております。
興味がある方は是非お試し下さい♪
詳細は下のボタンから🐰

最後までありがとうございました♪
それでは、今日も素敵な読書時間をお過ごしください🌸

れんげ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です