【秋の夜長にぴったりのおすすめ小説】読書の秋に読みたい本を厳選しました。

秋の夜長に読みたいおすすめ小説をまとめました

今年もやってきました、読書の秋!
夏が終わり名残惜しさに浸りながら..秋の夜長にじっくり読書を楽しんでみませんか。

この記事では、心温まる物語や秋の風景と共に楽しめるおすすめ小説をご紹介いたします。
秋の訪れと共にぜひ新たな読書の冒険に出かけてみてください。

この記事はこんな方におすすめ
・秋におすすめの小説が知りたい!
・読書習慣を身につけたい
・あまり知られていない掘り出し作品が読みたい

れんげ

こんにちは、れんげです
この記事を書いている私は、年間読書量250冊以上の小説好きインドア女子です。私が本を読んで感じたことを包み隠さず書いています。本選びの参考にして頂けたら嬉しいです

プロがあなたにピッタリの一冊を選んでくれる。新しい読書体験

「読書の秋」由来知ってる?

秋の夜長にぴったり!読書の秋に読みたいおすすめ小説

よく、「読書の秋」というフレーズを耳にしますよね。
私が小学校では、秋になると必ず、朝の読書時間が設けられ、毎日のように本を持って行って読まされていました。きっとその時から、”秋といえば読書”という日本の風習のようなものが記憶に沁み込んでしまっているんですよね。

そこで、なぜ「読書の秋」と言われるのかご存じですか?
簡単にまとめてみました^^

夏の暑さが去り、秋になると気温と湿度が低くなることから、一年の中で最も読書に適した季節であると言われています。
また、秋は紅葉や収穫の季節であり、自然界が美しい色に包まれます。秋の美しい風景を楽しみながら読書を嗜むという日本の文化・情緒という意味合いで言われるようになったとか^^

さらに視点は変わりまして、
出版業界では秋に発売される新刊が最も多いことや、日本の学校では新学期が秋から始まること、そして多くの名作や文学賞の発表が秋に行われるということから秋が読書の季節と呼ばれる由来にあたるようです。

秋は文学に関するイベントも多いですし、本好きにとっては最高に楽しみな季節というわけです(*´꒳`*)ムフ

この秋読みたいおすすめ小説

秋の季節が舞台のものや、読書欲を掻き立ててくれるようなミステリー、
どこか寂しさ漂うこの季節におすすめの心温まる物語など…どれも秋にピッタリの小説をまとめました。

第1位 秋の牢獄

秋の夜長に読みたいおすすめ小説著者:恒川 光太郎

“おすすめポイント”
ホラーとは思えないほどの幻想的な世界観。
不思議なストーリー設定と哀愁漂う情景描写に思わずうっとり
一日を何度も繰り返す女子高生。
移動する古屋敷から1人出られなくなった青年。
能力者として育てられた、幻影を操る少女…

“牢獄からの解放”を描いた美しさと恐ろしさに満ちた3つのお話からなるホラーファンタジー。

怖くて気味が悪いはずなのに妙な居心地の良さを感じてしまう不思議な世界観がもう最高です。
秋の美しい情景とあの季節だからこそ感じる独特な淋しさを味わえる至高の一冊、ぜひお試しあれ。

第2位 錦繍

秋の夜長に読みたいおすすめ小説著者:宮本輝

“おすすめポイント”
往復書簡が織りなす大人の恋愛事情。女性主人公の哀しさと悔しさが秋の情景と共にしんみり心に沁み込んでいきます
愛し合いながらも離婚した二人が、紅葉に染まる蔵王で十年ぶりに再会するシーンから物語は始まります。

往復書簡のやり取りで明らかになっていく2人の過去、そして現在の相手に対する気持ち。
何とも切なく、悲しい運命に引き裂かれながらも自分の人生を何とか生きてきた

2人の愛と再生の物語。

不倫、心中、借金…あまり綺麗な内容ではないのに、溜息がでてしまうほどの言葉では言い表せない文学の美しさを全身で感じられる一冊です

第3位 骨を彩る

秋の夜長に読みたいおすすめ小説著者:彩瀬まる

“おすすめポイント”
心に残っている寂しさや喪失感を優しく掬いとってくれる短編集
イチョウの葉が落ちてくる秋になったばかりの今にぴったり。
十年前に妻を亡くし、妻の記憶が薄れていることに気付かされる男性、いつのまにか色を失ってしまった自分の人生を静かに振り返る女性、息子がいじめられているかもしれないという不安から自分の過去の記憶と向き合う女性…

自分の中にある大事な何かともう一度向き合い直す主人公たちを描いた5つの物語が収録されています。秋の夜長に…今、心にひっかかっているものについて深く考えてみたい方は

ぜひ手に取ってみてください

第4位 ポプラの秋

秋の夜長に読みたいおすすめ小説著者: 湯本香樹実

“おすすめポイント”
子供の頃の様々な記憶を思い起こしてくれる、ゆったりとノスタルジーに浸れる物語
幼い時に父親を亡くした主人公の少女千秋がポプラ荘に住み始めます。母や大家さん、タクシー運転手さんなど色んな大人たちと関わることで悲しみが癒されていった幼少期。そして大人になって…
人の優しさ、懐かしさ、温かさに溢れている本作は、
どこか生き急いでいる大人たちへゆったりとした時間の流れをもたらしてくれるような魅力ある一冊です。 

第5位 夜のピクニック

夏に読みたいおすすめ小説著者:恩田陸

“おすすめポイント”
毎年この季節に読みたくなる、じんわり心に沁みる青春小説
我が高校生活最後の伝統イベント、全校生徒が80キロを夜通し歩く「歩行祭」に甲田貴子は密かな決意を胸にのぞんだ。

学校生活の思い出や卒業後の夢について親友たちと語りながら貴子は小さな賭けに出ます。ミステリー仕立てで描かれた恩田陸さんの青春物語です。

高校生同士のたわいもない会話からは、まさに酸っぱくて青々しいあの頃の記憶が蘇ってくるような懐かしさが漂ってきます。

秋の季節感を味わえる情景描写にもうっとりしてしまう一冊です。

第6位 淋しい狩人

秋の夜長に読みたいおすすめ小説著者:宮部みゆき

“おすすめポイント”
読書の秋にピッタリ!古書店が舞台の読み応え抜群ミステリー
東京下町にある古本屋さんを舞台にしたミステリー短編集。
本にまつわる日常の謎解きをいくつも楽しめます。

日常の謎…といっても、全然お気楽な雰囲気ではありません。
さすが宮部みゆきさん、ひとつひとつが粒揃いの本格派ミステリー。

本が人に与える影響や人の心を突き動かす原動力となる物語の魅力が題材となっているため
本が好きな人やミステリー初心者が楽しめるような一冊です。

第7位 ゼラニウムの庭

秋の夜長に読みたいおすすめ小説著者:大島真寿美

“おすすめポイント”
ある女性の幸福とも残酷とも言える運命を辿っていく、
主人公の気持ちが語られないまま迎えるラストと赤いゼラニウム咲き乱れる情景が美しい
一緒に生まれたはずなのに、双子の妹の体にだけ異変が起きます。

人の倍の時間を生きれてしまう。
祖母から孫へ、そして孫の子へと家族の秘密として彼女は隠され続けていきます。

家族から隔離され絶望とともに生き抜いてきた、ある女の半生を描いた物語。

周りが思っている彼女の人生と彼女が抱いていた本当の気持ちの違いにハッとさせられ、しんみりと心に響いてきます。

第8位 香菜里屋を知っていますか

秋の夜長に読みたいおすすめ小説著者:北森鴻

“おすすめポイント”
哀愁漂うバーが舞台のミステリーx群像劇。
お酒に舌鼓を打ちながら読むもよし、鈴虫の声に耳を傾けながらゆったり楽しめる、秋の夜長にぴったりの大人の人間ドラマ
ビアバーを切り盛りする店主がお客様が持ち込まれるあらゆる謎を解いていきます。店主の粋な計らいで出される美味しそうな裏メニューと共に味わっていく大人の事情ムンムンな謎。
ハッピーエンドでは片付かないものや

悲しい気持ちになってしまう謎も出てくるところがさすが大人の世界。

優しく温かいバーの雰囲気に癒されながら、楽しめるミステリー小説です。

第9位 向田理髪店

秋の夜長に読みたいおすすめ小説著者:奥田英朗

“おすすめポイント”
田舎の暮らしには良さがたくさんある!
過疎化が進む地方で暮らす人々を描いた心温まる物語。
舞台は若者が町を出て過疎化が進んでいく北海道の苫沢町。

この町で暮らす理髪店の主人、向田夫婦のもとへ、ある日上京した息子が”家を継ぐ”ために会社を辞めて戻ってきます。

近所のみんなが顔見知りで、お節介+助け合うのが当たり前。

そんな田舎暮らしの良し悪しが詰まった一冊です。

夏がすぎ、どこか寂しい気持ちになってしまうこの季節。
うっとうしいくらいお節介な人間ドラマで体の内側から温まりませんか?

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最後に

この秋に読みたいおすすめ小説をご紹介してきました。

秋が舞台の物語、しんみり哀愁に浸りたくなるこの季節に手にしたい物語など、さまざまなジャンルの作品をお楽しみ頂けたかと思います^^

秋風が心地よいこの季節、ぜひ素敵な本と共に過ごしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日も素敵な読書時間をお過ごしください♪

れんげ

 

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