【没入感◎おすすめ小説】読まなきゃもったいない!直木賞作家、奥田英朗のおすすめ小説をランキングでご紹介します。

絶対に読んでほしい!凄腕人気作家・奥田英朗のおすすめ小説ランキング

コメディからサスペンスまで幅広いジャンルを手がける人気作家、奥田英朗

これまでに多くの文学賞受賞作品を獲得し、

さらにドラマや映画等次々にメディア化され注目を集めています。

この記事では、奥田英朗のおすすめ作品をランキング形式で一挙にご紹介します。

彼の奇想天外なアイデアと緊張感あふれるストーリー展開。
読者を驚かせ、笑わせ、そして考えさせる、

彼の作品の魅力を存分にお楽しみください♪

れんげ

こんにちは、れんげです
この記事を書いている私は、年間読書量250冊以上・小説好きのインドア女子です。このブログでは、私が本を読んで感じたことや心からおすすめしたい物語をご紹介しています。本選びの参考にして頂けたら嬉しいです

プロがあなたにピッタリの一冊を選んでくれる。新しい読書体験

この記事はこんな人におすすめ!
・奥田英朗さんのおすすめ小説が読みたい
・ハラハラドキドキ!夢中になれるサスペンスが読みたい
・まだ読んだことがない作品に出会いたい

小説好きが厳選!奥田英朗おすすめ小説ランキング

没入感がすごい!奥田英朗おすすめ小説をランキングでご紹介します

第1位  罪の轍

没入感がすごい!奥田英朗おすすめ小説をランキングでご紹介します

“おすすめポイント”
犯罪と孤独、人間関係の複雑さ..日本社会の闇を秀逸に描いた社会派ミステリーの最高峰!
まるで映像を見ているかのような、息をつけないほどの緊迫感を小説で味わえます
舞台は、東京オリンピックを控えた昭和38年の浅草。ある男児誘拐事件が発生し物語の幕が上がります。

事件担当となった落合刑事が、子供たちから聞いた「莫迦」と呼ばれる男の噂を聞き捜査が複雑化。犯罪者と捜査官、両者の執念と心理戦を楽しめる作品です。

奥田英朗さん作品の魅力が詰め込まれた、必ず読んでほしい作品リスト、No.1です。

第2位 ナオミとカナコ

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“おすすめポイント”
終始目が離せない展開の連続!
ハラハラドキドキ、女ふたりによる逃亡劇が最高に面白い。
「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那」
望まない職場にうんざりしていたOLの直美と彼女の親友、夫の酷い暴力に耐え続ける専業主婦の加奈子がタッグを組んで完全犯罪に挑みます。

30歳目前にした女性たちの心の叫び、そして自分の人生をどう生きていきたいか..究極の決断を迫られたふたりの思い切った行動に勇気をもらえる女性読者も多いはずです。

第3位 オリンピックの身代金

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“おすすめポイント”
絶対に捕まらないで!これを読んだ誰もが犯人の逃亡を応援したくなるだろう。
読んだ後もなかなか熱が冷めないほど没入感抜群の一冊。
舞台は昭和39年、オリンピック開催を控えた戦後日本。
ある日東京で警察を狙った爆発事件が発生する。
警察内で対立する公安と刑事が密かに動き出す中、”東京オリンピックを妨害する”ーーーとの脅迫状が新たに届く。

犯人はなんと24歳の東大生。エリートコースを約束された秀才な人がなぜこんなことを…?
田舎と都会の貧富の差、さらに出稼ぎ労働者たちの待遇がテーマの本作。

読めば読むほど犯人の肩を持ちたくなる悲しい展開に心が痛くなる反面、
息をするのも忘れてしまうくらい夢中で読めてしまう勢いのあるストーリー展開。

逃亡劇と共に、戦後の日本が抱えていた社会問題についても学べます。
サスペンスがお好きな方や、没入感を求めている方にかなりおすすめです!

第4位 リバー

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“おすすめポイント”
失速することのない緊迫感が、一気に読ませる600ページ超!
群馬県桐生市と栃木県足利市を流れる渡良瀬川の河川敷で相次いで女性の死体が発見された。殺害の手口が10年前の未解決事件と酷似していることから街には緊張感が高まる…
娘を殺された父親、かつての事件の担当刑事、記者や犯罪心理学者たちの苦悩は報われるのか。

様々な人物が次々と事件をかき乱していく、リアルな人間ドラマが面白い! スピード感、予想がつかない結末、そして後味の良い読後感をお求めの方はぜひ手に取ってみてください。

第5位 邪魔

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“おすすめポイント”
本から目を反らせないほど中毒性あり。
捕まえる側、逃げる側、雇う側と雇われる側、いろんな視点から描かれたサスペンス
「夫が放火犯かもしれない。」
2人の子供に恵まれ平凡な幸せを手に入れた34歳主婦・恭子。
ある日、放火事件に巻き込まれた夫が入院し、被害者のはずの夫が警察に疑われていることを知る。

夫婦愛、家族の絆、そして担当刑事が彼女に肩入れしていく理由….
様々な人間ドラマが入り乱れながら、悪夢の中をひたすら前に疾走していく男女を描いたサスペンス。

ひとりの男の放火容疑から、警察組織内の汚職、ヤクザ、企業vs活動グループの対立等、あらゆる問題へと繋がっていく本作は、語り手がころころ変わることによってこちらは誰の肩も持てない状況に陥ります。

まさにそこが肝!
みんな必死に何かを守ろうと生きている。

後味がいいかどうかは読み手次第!ぜひ読んでみてください。

第6位  サウスバウンド

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“おすすめポイント”
前半・後半と舞台が変わる展開が面白い!
個性豊かなお父さんに振り回される家族が痛快、最後には涙も…
父の一朗と息子の二朗。元過激派を父親に持ち、毎日気苦労が絶えない小学6年生の型破りな日常を描いた波瀾万丈日記。

前半の舞台は、東京・中野。後半は、石垣島のさらに向こう側、西表島で始まる自給自足生活…何から何までぶっ飛んだ設定で読者を楽しませてくれます。

散々振り回されて、泣かされて、それでも厄介な父親についていく家族の絆、島の人たちの温かさが沁みてくるラスト。

南の島の雰囲気(自給自足生活に限る)を味わいたい方にもおすすめしたい作品です。
672ページにも及ぶ大長編ですが、最後は読み終えるのが惜しいくらいサクサク楽しく読めてしまいます♩ 

第7位  イン・ザ・プール

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“おすすめポイント”
第四回大藪春彦賞を受賞し、「このミステリーがすごい!」第2位獲得!
ハチャメチャ笑える!嫌いになれないクセ強登場人物に引き込まれます
悩める患者たちを受け入れる精神科医として知られる精神科医・伊良部一郎は、その診療所を訪れる者たちに驚き呆れるような異常行動に出る。
誰もが疑問に思うことがひとつ。「どっちが患者なのか?」。

水泳中毒、ケータイ中毒、慢性勃起症状……患者たちは、彼の稚気溢れる姿勢に己の深刻なる悩みをバカらしく感じ、やがて何かが変わり始めます。

現代社会の奇妙な側面や病理を、コミカルかつ軽妙な筆致で描いた奥田英朗の怪作です。笑える!と思ったら考えさせられる瞬間があり、奇抜な登場人物と伊良部一郎の不思議なキャラクターが面白い作品です。

第8位  沈黙の町で

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“おすすめポイント”
地方の小さな街で起こるいじめ問題。
人間の弱さ、集団意識、どこにでもいそうな中学生たちの心理描写がリアルで現実味あふれる物語です
北関東のある県で、
中学2年生の男子生徒が部室の屋上から転落し、死亡した。
自殺か他殺か、疑問が残る中、やがて祐一が同級生からいじめを受けていたことが明らかになる。

被害者や加害者とされた子の家族、学校、警察…地方都市ならでは視点から1人の中学生の死を追っていく群像小説。

本作は登場人物たちの心の動きや闇部分等の心情描写が秀逸に描かれているのが魅力。どこにでもあるような日常の中で誰もが考えてしまうかもしれない親近感の怖さを楽しめます。

第9位  噂の女

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“おすすめポイント”
テンポ良く読み進められる、悲哀と笑いの最強エンターテイメント
高校までは、ごく地味。短大時代に潜在能力を開花させていった女、「糸井美幸」。

地味な青春時代から、玉の輿婚をなしとげ、高級クラブのママにまでのし上がった彼女ののし上がり人生をダークな笑いと共に描いた連作短編集。

周りの人からの証言から恐ろしい女性像が浮かび上がってくるのですが、怖くない、むしろ彼女を応援したくなる展開がクセになります。

第10位  真夜中のマーチ

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“おすすめポイント”
アクションあり!テンポ良し!読後のほのぼの感がちょうどいい
自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、パーティーで三田総一郎と出会い、二人でわけありの現金強奪をもくろむ。

謎の美女クロチェも加わり、手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指すが……!?

悪い奴だけど、実は優しい登場人物たちのキャラが魅力の本作は、軽快に読めて笑えます。疲れている時に手に取ってみると元気が出てくるかもしれません♪

第11位  向田理髪店

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“おすすめポイント”
田舎暮らしの良いところと悪いところを教えてくれます。
あらゆる問題へ町一丸となって立ち向かっていく様子に心温まる
舞台は、北海道の苫沢町。近所のみんなが顔見知りで、助け合うのが当たり前なこの町は過疎化が進み、毎年人口が減っている。

ある日、町で暮らす理髪店の主人、向田さんの息子が”家を継ぐ”と会社を辞めて戻ってくるが、主人はどうにも気が進まないでいた。

「我が子には幸せになってほしい。だからこそ背負わせたくないこの町の未来。」向田一家を中心に描かれる過疎化の現状や人情深い田舎の人々の魅力が詰まった物語です。

最近よく耳にするIターン、Uターンに興味がある方、田舎ならではの温かいご近所関係にホッとしたい方におすすめです。

短編集

我が家の問題

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“おすすめポイント”
温かく幸せな読後感が待っています
家族に起こる、ささやかだけれど悩ましい「我が家の問題」を描いた短編集です。
仕事ができない夫、家に帰りたくない新婚夫婦…

クスリと笑えるお話からジーンと心に沁みるお話まで家族の何気ない日常を切り取った心温まる作品です。

ーその他のおすすめ家族短編集ー

マドンナ

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“おすすめポイント”
頑張るサラリーマンのための笑いと共感のエンターテイメント!
17歳年下のキャリアガールに恋をする42歳の課長さん、ほか40代・課長達の毎日を描いた短編5つの物語を収録。どのお話も暗くなることなく楽しく読めます^^

ガール

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“おすすめポイント”
「マドンナ」より年齢層低め。20-30代共感の嵐!働く女子のことがよく分かる女性のバイブル本
滝川由紀子、32歳。仕事も順調、おしゃれも楽しい。でも、ふとした時に、ブルーになっちゃう(表題作)。

働く女子の気持ちを余さず掬い取っていく…人間ドラマの名手による女子の味方短編集です。

思わず頷いてしまうような共感ポイントがたっぷり。女性のことを知りたい男性が読んでも楽しめると思います^^

エッセイ

港町食堂

没入感がすごい!奥田英朗おすすめ小説をランキングでご紹介します

奥田英朗さんが描く物語と同様、エッセイもテンポがよく面白い!
本作は声を出して笑っちゃうほどの船旅エッセイです。美味しそうなお料理と旅先で出会った人々の温かみが奥田英朗さんらしく描かれた至高のエッセイ集をお楽しみください。

 

最後に

人気作家、奥田英朗さんのおすすめ小説をランキングでご紹介してきました。

たくさんありますが、全て間違いなく楽しめる物語ばかりです。
まだ読んだことない方はぜひこの機会に、緊張感あふれるサスペンス、キャラクターの深み、社会派要素が見事に組み合わさった奥田英朗さんの魅力を味わってみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、今日も素敵な読書時間をお過ごしください♩

れんげ

 

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