れんげ
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!
今回読んだのは、三浦綾子さんの『塩狩峠』です。
◎人間関係や”愛する”ことについて深く考えたい人
◎実話をもとにした感動の物語を読みたい人

あらすじ・感想
結納のため、札幌に向った鉄道職員・信夫の乗った列車は、
塩狩峠の頂上にさしかかった時、突然客車が離れて暴走し始めた。
明治末年、北海道旭川で、自らを犠牲にして大勢の乗客の命を救った青年の、愛と信仰を貫いた生涯を描いた物語。
<ネタバレなしの感想⇩>
最後の後書きでこれが実話だったことを知って
言葉も出ず、放心した。
私はキリスト教信者でもなければ
心から強く信仰している宗教も特にない。
ただ、これまでに
大学で、留学先で、旅行先で..
何かを信仰する人たちには出会ったことがあった。
ーーあなたには何もないの?
心から不思議そうに聞いてくる彼女たちが不思議でしょうがなかった。
この物語で
私が改めて衝撃を受けたこと。
それは、宗教に対する恐怖心、異質的イメージでも
拒絶でもない
人が何かを指針にして、
それを信念にかかげて生きていこうとする意味そのものだった。
母は死んでしまったと言い聞かされて育ってきた主人公が
本当は母がキリスト教信者でいるために自分を捨てていたという事実を
知るところから物語の幕が上がる。
それから彼の人生がどう変わっていったか
結末までの彼の心境の変化、
その過程が最大の見どころです。
なぜあんなに他人のために祈ることができるのか?
自分の命をかけて
わざわざ自分を恨んでいる者を助けようとするのはなぜか?
「隣人を自分のように愛しなさい」
それを実行することがなんと難しいことか。
三浦綾子さんが指し示してくれる、本当の意味での”愛”
それは決して「誰かを助けてあげる」
「相手のために自分が我慢しなければ」という考え方には繋がらない。
自分を嫌う人、好く人、
いろんな人との出会いを避けられない人生。
少しでも多くの考え方、物事の見方に触れて
心の準備をしておこう
どういう人間になりたいか、
何のために生きたいかについて考えてみる機会を与えてくれました。
本作は、対人関係への心の持ち様を諭してくれた気がします。
これからを心穏やかに生きるためのヒントばかりでした。
同著者の「氷点」より人間関係のドロドロ感は少なく、
悲劇的なシーンの描写も生々しくないので読みやすかったです☺️
我ながら長すぎる感想
これでも足りないくらい。
今日も素敵な一日を📚
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