【心が疲れた時に読む物語】母の愛と自然がくれた“自分らしく生きる”ヒント #心が整う優しい物語 原田マハ『生きるぼくら』感想|人生に迷った時に読みたい一冊

年間250冊読む読書家 れんげの本棚-心に響く小説を紹介します

れんげ

こんにちは、れんげです
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!

今回読んだのは、原田マハさんの『生きるぼくら』です。

読みやすさ
(4.5)
没入感
(4.0)
心休まる
(4.0)
親子愛
(4.5)

おすすめしたい人
◎今の環境に生きづらさを感じている人
◎自然や丁寧な暮らし、田舎のゆったりした時間を小説の中で味わいたい
◎仕事や日々の生活に疲れて、心をリセットしたい人

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あらすじ・感想

母子家庭で育った麻生人生は24歳の引きこもり。
ある日突然、母親が姿を消してしまう。

ーー自分らしく生きてみなさい。

1枚の年賀状を頼りに祖母の住む蓼科へと向かった人生はマーサばあちゃんと再会、
米づくりと出会い変化していく。

<本の感想です>

この物語で私の心を一番動かしたものは
主人公のお母さん、彼女の息子に対する深い愛情でした。

いじめに耐えながら苦しむ息子
でも誰がいじめているのかも、何をされているのかも話してくれないから

手を差し伸べることができない。
守ってあげることができない。

母と息子のすれ違い
見守ることしかできない苦しさ

それでも
息子に自分の人生を歩んでもらうため
心を鬼にして突き放す。

愛する者を囲うことでもなければ、
支配することでもない

米づくりから
田舎暮らしから
祖母の介護から…

母親からの愛情をしっかり受け取る主人公
マハさんが用意してくれたラストがとっても良かったです。

 

「人間も自然の一部」

 

人間同士
そして自然に対しても
お互いの自我を尊重しながら共存していこうや

 

この考え方を常に心に置いておきたい。
毎日を明るく照らす、
人に優しくなれる一冊です。

 

迷ったり自分が嫌いになった時にまた読みたいです。

それでは、今日も素敵な一日を📚

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