【不思議ファンタジー/感想】日常を抜け出し、想像力を広げる刺激的体験を。奇妙な世界を彷徨う没入読書『バベル九朔』

万城目学『バベル九朔』の書評ブログ用サムネイル。雑居ビルを舞台に現実と異世界が交錯する不思議なファンタジー小説で、奇妙な世界観と没入感が魅力の一冊。

れんげ

こんにちは、れんげです
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!

今回読んだのは、万城目学さんの『バベル九朔』です。

読みやすさ
(4.0)
ワクワクゾクゾク
(4.0)
読み応え
(3.0)
不思議な世界観
(4.5)

おすすめしたい人
◎不思議に満ちた、ゾクゾクする世界観にどっぷり浸かりたい人
◎伏線や仕掛けを追いながら、想像力を働かせる読書を楽しみたい人
◎“どこに着地するか分からない物語体験”を味わいたい人

プロがあなたにピッタリの一冊を選んでくれる。新しい読書体験

あらすじ・感想

その扉の先にあるのは、夢か現実か――。
雑居ビル「バベル九朔」の管理人を務める“作家志望の俺”の前に、
黒ずくめの女が現れる。

見えない何かに導かれるように、
俺はいつしか“世界の裏側”に足を踏み入れていた。

 

感想⬇︎⬇︎(ネタバレなし、本を読む前の人にどうぞ)

 

ワクワクするファンタジーというより、
背筋がゾクッとするような、どこか不気味で奇妙な世界観。

「世にも奇妙な物語」のタモリさん
そのうち出てきそうな、あの妖しい雰囲気がずっと漂っていました。

敵か味方か判別のつかない登場人物たちに翻弄されながらも、
軽快な文章に導かれ、
徐々に深さを増していくプロット。

 

飽きるどころか、逆に好奇心が刺激されていく。

 

ーー雑居ビルの中だけで完結する物語。

 

そこから連想するシンプルさをはるかに超える複雑さと
迷路のように時間も空間も変化していく舞台で

次は何が起こる?

ところで、私は今、何階の何のお店にいるんだろうか…

そんなことを考えさせながらも

ビル脱出のための伏線も見逃してはならない。

 

さらに主人公や家族の過去が絡んできたり、
人間の欲や夢について考えさせられる展開だったりと

 

想像力をフル回転させながらページをめくるのが
たまらなく楽しい読書時間でした👏

 

万城目学さんの鴨川ホルモーとは一味違う、
ハッピーエンドとも言えない、先が何も見えないストーリーが
新鮮で良かったです。

 

⚪︎不思議に満ちた、ゾクゾクする世界観にどっぷり浸かりたい人
⚪︎伏線や仕掛けを追いながら、想像力を働かせる読書を楽しみたい人
⚪︎“どこに着地するか分からない物語体験”を味わいたい人
ぜひおすすめです!

みなさん、今日も物語と素敵な一日を✨

 

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