れんげ
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!
今回読んだのは、小川糸さんの『ライオンのおやつ』です。
◎自分の生き方を見つめ直すきっかけが欲しい人
◎人の優しさで心を満たし、温かい涙を流したい人
あらすじ・感想
余命を宣告された雫は、
瀬戸内の島のホスピスで最期の時を過ごすことを決めた。
入居者が好きなおやつをリクエストできる「おやつの時間」で
なかなか選べずにいた雫は、
刻々と過ぎる時間の中で、大切なものを見つけていく――。
感想⬇︎⬇︎(ネタバレなし、本を読む前の人にどうぞ)
どうしようもなく疲れた時、
明日が怖いと思った時、
誰も信じたくないと思った時、
この物語が
頭の中を一時だけ空っぽにしてくれて
心だけを満たしてくれる。
美味しいご飯と、
素敵な出会いと、
無条件で染み渡ってくる優しい言葉。
こんな幸せな気持ちで
この世から旅立つ準備ができたら
どんなにいいだろう。
読み手の”優しい心”を引き出してくれる小川糸さんの魅力を体いっぱいに感じる。
他人や自分の生き方を肯定してあげること
十分頑張っているよと自分を認める大切さ
今この瞬間も、生かされていることへの感謝の気持ち
ーーライオンは百獣の王
それは、もう敵から襲われないってこと。
死をこれまで以上に意識して、今を大切に生きる。
「1日1日を無駄にしてはいけない」
「何かを残すために頑張って生きよう」
きっと、この物語のメッセージはそうではない。
急がず、
安心して、
今ある幸せを「幸せだ」と感じられる自分を
じっくり育てていこう。
考え方や受け止め方次第で
人の幸福度はこんなに違う。
他人を許すこと、受け入れることが
自分の心の在り方に
こんな大きな変化をもたらすのかと気付かされました。
何回読んでも泣いてしまう。
でも得るものは毎回違っている。
自分の心の成長を知れる読書って
とても素敵な体験ですね。
⚪︎日々の喧騒から離れ、心と頭の癒しを求めている人
⚪︎自分の生き方を見つめ直すきっかけが欲しい人
⚪︎人の優しさで心を満たし、温かい涙を流したい人におすすめです📚
今日も物語と素敵な一日を📚
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