【初心者おすすめ・パズラー小説】過去に戻って殺人を回避せよ!? 気軽に楽しめる、怖くないミステリ

年間250冊読む読書家 れんげの本棚-心に響く小説を紹介します

れんげ

こんにちは、れんげです
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!

今回読んだのは、西澤保彦さんの『七回死んだ男』です。

読みやすさ
(3.0)
歴史ファンタジー
(4.0)
切ない
(4.5)
ゾッとする描写
(4.0)

おすすめしたい人
⚪︎ミステリーは好きだけど推理小説は難しそうと感じている方
⚪︎パズラー小説というジャンルが気になった方
⚪︎重い心理描写や後味の悪い人間ドラマが苦手な方

プロがあなたにピッタリの一冊を選んでくれる。新しい読書体験

「七回死んだ男」 著者:西澤保彦 / あらすじ・感想

同じ日を何度も繰り返す「反復現象」を小さい頃から経験してきた久太郎。
正月、後継者争いで殺気だつ親戚たちの集まりの途中で不思議な時間「反復落し穴」に嵌ってしまった。

殺されては蘇りを繰り返す祖父を救うため、
一日一日あらゆる手を尽くしていく少年探偵だったが…

<感想>

ミステリーと言ったら犯人探し
でも本作は…

“殺人回避策” 探し!?

初めてのパズラー小説、めっちゃ楽しかった。
同じ日が9回繰り返されるという、うんざりしてしまうような反復現象に
ずっと悩まされてきた主人公。

今回は人生初めての、人命がかかった
本気の9日間!

何かを少し変えるだけで結末が変わってしまう先の読めない展開、

「なぜ失敗してしまったか」
主人公と一緒に原因を考えさせる構想と

次の作戦では何をどう変えるか頭を使う面白さがクセになります。

歳の割に冷めていて、
つかみどころのない主人公のキャラクターや
ところどころに差し込まれたコメディタッチも
楽しめるポイント✨🗝️

タイトルや本の表紙が醸し出していたオカルト感が
良い意味で裏切られました。

時空もので少しややこしい設定ではあるけど、
びっくりするくらい読みやすくて
読後は楽しかった記憶しかないです。

ミステリー初心者の方へ
遊び心くすぐるおもしろ読書体験をぜひお試しあれ☺️

では、また🐰

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