【自己肯定感を高める小説】優しさと思いやりであふれる世界。心を解き放つ勇気と温かな人間関係に癒される読書体験をしよう

年間250冊読む読書家 れんげの本棚-心に響く小説を紹介します

れんげ

こんにちは、れんげです
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!

今回読んだのは、凪良ゆうさんの『わたしの美しい庭 』です。

読みやすさ
(5.0)
心穏やか
(4.0)
展開が速い
(2.5)
感動
(3.5)

おすすめしたい人
⚪︎心に染み渡る温かい物語が読みたい
⚪︎隙間時間や寝る前にぴったりの短編集が読みたい
⚪︎誰かにプレゼントできる小説を探している

プロがあなたにピッタリの一冊を選んでくれる。新しい読書体験

「わたしの美しい庭 」 著者:凪良ゆう/ あらすじ・感想

ふたりで暮らす小学生の百音と
翻訳家をする統理、
血の繋がっていない2人は
同じマンションに住む路有も加えて
毎朝三人一緒に朝ごはんを食べている。

マンションの屋上には昔から
『縁切りさん』と呼ばれる神社があって…
心に傷を負った人たちを救っていく連作小説

<感想>

“誰かに証す必要なんてなく、
わたしはわたしを生きていけばいい”

好きな言葉は、暗記してしまうくらい
何度も何度も頭の中で唱える。

それは1日を楽しく生きるための
大きなエネルギーになってくれるから。

身体中を駆け抜けていく爽やかな風。
あぁ、救われていく..って
寒い日に入るあったかいお風呂みたいに
じんじん、じわじわと心を包み込むような物語。

不安が安心に
弱さが強さに変わっていくような、
読後のホッとする余韻に癒されます。

複雑な家族関係、
同性愛、結婚、子育て…

現代的な題材がふんだんに散りばめられた本作は、
様々な境遇を生きる人たちの
本当の気持ちを見せてくれると同時に

「自分の気持ちと向き合う」ことの大切さを教えてくれた。

みんなそれぞれ悲しくて苦しんでいるはずなのに、
それを乗り越える術を探そうと前を見る。

傷ついた自分を受け入れたい、と
引き寄せられるように屋上の神社にやってくる。

そんなひとりひとりを
いつでも受け入れてくれる美しい庭の存在が
私のそばにもあったらいいな。

“人それぞれの幸せのかたち”
誰にも押し付けてはいけないし、
簡単に変えられるものでもない。

他人が一切介入できないこの特別な居場所を
いつまでも心の奥に大事にしまっておきたいと思いました。

ーーー”誰かに証す必要なんてなく、
わたしはわたしを生きていけばいい”

この言葉を振り返るたびに
物語を読んでいる時の気持ちが蘇ってきます。

冬の寒い季節に、心に染み渡る温かい物語をお探しの方におすすめです⛄️

 

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