【疲れた心を小説が癒してくれる】老若男女ひとりひとりの悲しみに寄り添い、読むと前向きになる連作短編集。

年間250冊読む読書家 れんげの本棚-心に響く小説を紹介します

れんげ

こんにちは、れんげです
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!

今回読んだのは、森沢明夫さんの『本が紡いだ五つの奇跡 』です。

読みやすさ
(5.0)
ほっこり心温まる
(4.0)
共感
(4.0)
大人の青春にキュン
(4.5)

おすすめしたい人
⚪︎お気に入りの一冊がある・物語が好き
⚪︎モヤモヤしている心を洗い流して、すっきりしたい
⚪︎読後、温かく優しい気持ちになれる物語が読みたい

プロがあなたにピッタリの一冊を選んでくれる。新しい読書体験

本が紡いだ五つの奇跡」 著者:森沢明夫/ あらすじ・感想

仕事に行き詰まった編集者・津山は、
かつての自分を救ってくれた小説家・涼元マサミに
新作の執筆依頼を決心をする。

家族との関係に悩む作家、
重い病が発覚した有名装丁家、
心に傷を負った書店員、
そして、読者たち一人一人の人生を1冊の本が動かしていく….

<感想>

穏やかな気持ちになりたい時、
誰かの優しさに寄りかかりたい時
自分の声に出せない気持ちを肯定されたい時に

どこまでも丁寧で優しく、
1人ではどうしても拭いきれない悲しみや不安を
包み込んでくれる森沢明夫ワールド。

「本」で繋がっていく人間模様と
主人公それぞれの心の成長が描かれていく本作は

どのお話にも中心にはいつも
「本」がいて
人生の節目に立たされている主人公に喝を入れたり、
背中を押したり、
傷を癒やしたり..

物語が人間にもたらす影響や
可能性の大きさを感じた一冊でした。

これまでの人生、
何度も物語に救われたことがある私は、
読み進めるほど
作品に入れ込む想いがぐんぐん増していきました。

“素直に泣いて心を解体する”
“胸の中の黒い石ころが溶けていく”

時々、登場人物のセリフがそっくりそのまま
こちらの感情にぴたっと重なる瞬間に出くわします。

思わず微笑んでいたり、
恋してるみたいにドキドキしたり、
思わぬところで過去が思い出されて
急に涙が出てきたり..

日々の一生懸命からくる苦しさがゆっくりとほどけていくような
自分と向き合える心地良い読書時間を過ごせました(*´︶`*)

「本に救われる」という体験がある人は
共感や感情移入が止まらないと思います。

 

 

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