【心が疲れた夜に読みたい1冊】吉本ばななの名作で心を整える|『ハードボイルド/ハードラック』に救われた読書体験

年間250冊読む読書家 れんげの本棚-心に響く小説を紹介します

れんげ

こんにちは、れんげです
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!

今回読んだのは、吉本ばななさんの『ハードボイルド/ハードラック』です。

読みやすさ
(4.5)
やさしい言葉に癒される
(4.0)
死生観
(4.0)
繊細な心情描写
(4.0)

おすすめしたい人
⚪︎大切な人との別れや喪失の痛みに寄り添ってくれる一冊を探している人
⚪︎なんとなく気持ちが沈んでいて、言葉にできない感情を抱えている人
⚪︎ふとした瞬間に「疲れた」と感じてしまう人

プロがあなたにピッタリの一冊を選んでくれる。新しい読書体験

あらすじ・感想

死んだ女ともだちを思い起こす奇妙な夜。
そして植物状態の姉の存在が、彼女を好きな者たちの心を動かした日。
暗い気持ちの中にうずくまる人の心が照らされる2つの物語

<本の感想>

時間は待ってくれない

何の方法もない中で
どんな風に自分を慰めて
自分を納得させて
これからに目を向けられるようになれるのか。

時間というものは
容赦無く人をどん底に落とすけど、
救ってもくれる。

死者との過去の記憶に縛られる者、
これからやってくる大事な人との別れを
じっと待つしかない者

身近な人の死を経験していくふたりのお語。

彼女たちの中で『死』に対する捉え方が徐々に変化していく様子、心の動きが素敵でした。

ばななさんの物語はいつも
私にとっての心のお薬。

温かくて大きい手のひらで包み込まれるような
安堵が広がっていく、この心地よい世界観が大好きです

繰り返し読むことで、心の盾が強化され
色んなことを冷静に受け入れられるようになっていく。

主人公とは一つも境遇が重なっていないのに
なぜか読み終わる頃には、
私まで救われています。

今回もたっぷり魔法をかけてもらいました📚(*´꒳`*)🪄

それでは、また🍃

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