【手元に置いておきたい1冊】大人のための童話・小川糸『ミトン』感想・評価|“丁寧な暮らし”と前向きな生き方を教えてくれる物語

年間250冊読む読書家 れんげの本棚-心に響く小説を紹介します

れんげ

こんにちは、れんげです
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!

今回読んだのは、小川糸さんの『ミトン』です。

読みやすさ
(5.0)
現実から離れるワクワク読書時間
(4.0)
言葉に癒される
(4.0)
没入感
(3.0)

おすすめしたい人
◎手仕事や異国の伝統文化を存分に感じる読書がしたい
◎温かくも奥深いテーマを味わいたい
◎優しい言葉や色鮮やかな挿絵で溢れる物語に癒されたい

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あらすじ・感想

手袋の模様で想いを伝える国、ルップマイゼ共和国で
手仕事が苦手なマリカは、大切な人のために編み始める——。
ラトビア共和国をモデルにした温かな物語。

感想⬇︎⬇︎(ネタバレなし、本を読む前の人にどうぞ)

見ているだけで心が安らぐ🍃🫖

外国の絵本のような
色彩豊かな挿絵にうっとりしつつも、

ロシア帝国の支配下にあった頃のラトビアを舞台に、
戦時下の人々の暮らしが描かれた
シビアな展開に衝撃を受ける。

 

ーー子供から大人まで
たくさんの人に読んでもらいたい。
悲しい歴史を胸に、戦争のない平和な未来を..

 

そんな著者の声が聞こえてくる
素敵な物語の世界が広がっていました。

 

世の不条理や戦争の恐ろしさだけじゃない、
どんな時も幸せを手繰り寄せる前向きな心
大切な人に捧ぐ無償の愛情
この一冊に溢れんばかりに詰まってる。

 

戦争を肯定するわけでも、過去を嘆き続けるわけでもない。

 

日々の出来事に導かれながら、
少しずつ前へ進んでいく主人公の考え方は、
私の心に響いてくるものばかりでした。

 

憎むべき相手を間違えないように。

 

何が本当に大切で、
何を手放すべきかを見極めながら、

 

結果だけでなく、道のりにも
喜びを見出せるような生き方を….

 

丁寧な暮らし”の本当の意味を教えてもらえた気がします。

 

⚪︎ 手仕事や異国の伝統文化を存分に感じる読書がしたい
⚪︎ 温かくも奥深いテーマを味わいたい
⚪︎ 優しい言葉や色鮮やかな挿絵で溢れる物語に癒されたい人
におすすめです☺️

みなさん、今日も物語と素敵な一日を✨

 

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