【一度は読んでおきたい・おすすめミステリー小説】読み手を惑わす迫真の心理描写。ぐいぐい読ませるミステリー女王・宮部みゆきの初期傑作

年間250冊読む読書家 れんげの本棚-心に響く小説を紹介します

れんげ

こんにちは、れんげです
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!

今回読んだのは、宮部みゆきさんの『龍は眠る』です。

読みやすさ
(4.0)
ハラハラ緊迫感
(3.5)
切ない後味
(5.0)
人間ドラマ
(5.0)

おすすめしたい人
⚪︎濃厚な人間ドラマに浸りたい
⚪︎先の読めない心理戦に没頭したい
⚪︎超能力×ミステリーの緊迫感を楽しみたい

プロがあなたにピッタリの一冊を選んでくれる。新しい読書体験

あらすじ・感想

超能力を持って生まれた少年たちが抱える心の歪みと
無知からくる清々しいほどの正義感、

ーー信じてもらえるはずがない、でも

僕にしか救えないものがある。

これまで散々に世間に揉まれ、
現実の怖さを知っている超能力者と

両親から愛情をしっかり受けて生きてきた
責任感ばかりが強い超能力者

二人の性格や考え方を対比するような描写が
非常に繊細で面白い推理ミステリー

<本を読んだ感想>

物語に惹き込まれ一気に読み終えました。

構成から文章の読みやすさから
人物の心情描写まで…

安心して身を委ねてられる没入感。

殺人、脅迫、そして誘拐。
あらゆる事件が絡み合ってきて

少年たちの言うことを信じてやるべきか否か、
ひたすら迷う記者の主人公。

超能力が存在し得ない世界を生きてきたひとりの大人としての

意見や懸念が共感を誘い、

そして
まだ幼く未熟な少年たちが
生涯背負わされた超能力の業の深刻さに
胸が締め付けられます。

ーー僕は、この力で人を救いたい。

登場人物たちの心を知れば知るほど、
少年の未来に希望を抱きたくなってしまうラストが
感動的でした。

超能力という未知のものに対する人々の反応、
本人たちの想いを現実的に捉えていて読み応え抜群

濃い人間ドラマを楽しみたい人、
SFミステリーが好きな人は挑戦してみてほしい傑作です📚✨

今日も読書時間を楽しみましょう♡

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