【小説】心安らかに没頭できる本の世界へ、宮本輝「森のなかの海」を読みました

【年間読書数250冊以上】小説好きがおすすめ本を紹介しています。

れんげ

こんにちは、れんげです
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!

今回読んだのは、宮本輝さんの『森のなかの海』です。

テーマ性
(4.0)

読みやすさ
(3.5)

没入感
(4.0)

読後感
(4.0)

おすすめしたい人
・没入感ある長編が読みたい
・人の縁、出会いの奇跡に浸って希望が欲しい
・多様な人生観に触れたい
・大自然に囲まれた家が舞台の物語が読みたい

プロがあなたにピッタリの一冊を選んでくれる。新しい読書体験

「森のなかの海」 著者: 宮本輝 / あらすじ・感想

1995年阪神淡路大震災により夫の不倫が発覚し
2児の母、希美子の平穏だった日々が震災を機に崩れ始める。

不幸と向き合いながら
第二の人生、自分なりの幸せを手探りしていく人々を描いた物語

 

人生には
必ずしも起承転結が存在するとは限らない。

 

もがいて苦しんで
どこで手を抜けばいいのか
どこで死ぬ気で頑張らなければいけないのか誰も教えてくれない。

 

 

何が成功か、何が失敗か、
本当は誰も分からない社会の中で

 

大震災というスタート地点に立たされた登場人物たち

 

世の中に絶望し、逃げて、誰かに出会い

迷い、希望が見えて、また迷う

 

これが良い意味でも悪い意味でも人生というものか

 

物語が放つ
強大な自然の力と
苦しみを「生きる糧」に変える人間の可能性に

 

まるまる呑み込まれた。

 

どこまで行っても約束されない人生。
だから、これからがある。

 

森の中の海ってタイトルが色んな局面から沁み込んでくるようで

 

読書で癒されるとはこういうことを言うんだなって実感しました。

宮本輝さんの物語の良さは、言語化するのが難しい。

 

でも静かに没頭させてくれて
必ず読んで良かったって気持ちになります😌

強さの中にある安心感と幸福🌱

この物語を表現するとこんな感じかな。

 

最初は本の分厚さに気圧されそうになるけど

読み始めたら止まらない。

後半は読み終わってしまうのが惜しくなる..

 

根強いファンが多い宮本輝さんのマイベスト3に入る長編です。

読んでみたいなと思ったら、下のリンクからぜひ手に取ってみてください♩

 

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それでは今日も素敵な読書時間をお過ごしください^^

れんげ

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