れんげ
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!
今回読んだのは、大島真寿美さんの『やがて目覚めない朝が来る』です。
◎“普通”や“正しさ”に縛られて息苦しさを感じている方
◎人生の節目でこれからの“生き方”を考えたい方(幅広い年齢層に👍)
◎ちょっと不器用で、でも魅力的な“大人”たちが好きな方

あらすじ・感想
父と離婚した母と共に、祖母の家に移り住むことになった私は
いろんな大人に囲まれて大人になった。
ーーやがて目覚めない朝が来る。それは明日かもしれない。
温かな感動に包まれる物語。
<本の感想です>
自分勝手な大人
普通から外れた大人
我儘な大人
振り回された大人
可愛そうな大人
でもそんな人たちの本当の姿は
死ぬ瞬間まで自分らしい生き方を全うする
素敵な人たちだった。
分かり合えない人との決別
居心地の良さを手放す勇気
思い通りにならないことがたくさんある中で
自分らしさを曲げないで生きるって
大人になればなるほど
すごく難しいことだ
ーーいつやってくるか分からないその日を
私はどう迎えたい?
この物語でいつも傍で笑っていた人たちが
一人一人いなくなっていく寂しさと呆気なさが
私らしい生き方を
真剣に考えてみようと背を押してくれる。
大きな失敗をした時は
やるじゃない、いい人生になってきたわねって
言ってくれる大人。
私のことは心配せずに
あなた自身の人生を生きなさい。
それは自分で選ぶもの、勝ち取るものよ
こんな人たちと一緒に暮らせたら
何歳になっても楽しいだろうな。
悲しい出来事が起きても、
すぐに大丈夫って気持ちになっている。
肯定で溢れた、素敵な空間でした。
こんな生き方してみたいな、
自分のこれまでの生き方を肯定してくれて
これからの人生を応援してくれるような
優しく背中をポンポンしてくれる一冊です。
それでは、今日も素敵な一日を📚
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