【人気ドラマ化・おすすめ小説】油断したら足を掬われる!結末の見えない心理戦が読者を錯乱させる脳操作ミステリ

年間250冊読む読書家 れんげの本棚-心に響く小説を紹介します

れんげ

こんにちは、れんげです
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!

今回読んだのは、早見和真さんの『笑うマトリョーシカ』です。

読みやすさ
(5.0)
ハラハラ・ゾクゾク
(4.0)
深い人間ドラマ
(3.5)
速い展開(飽きにくい)
(3.0)

おすすめしたい人
⚪︎心理戦にゾクゾクしたい
⚪︎ドロドロの人間ドラマがメインのミステリーが好き
⚪︎速い展開で一気に楽しめる本が読みたい

プロがあなたにピッタリの一冊を選んでくれる。新しい読書体験

「笑うマトリョーシカ」 著者:早見和真 / あらすじ・感想

もし大物政治家が
誰かの操り人形だったら…

47歳で若き官房長官となり、総理への階段を駆け上がる男は
幼い頃から周囲に一目置かれる奇妙な輝きを放っていた。
母親、友達、恋人…彼のこれまでの人生が綴られた本に
疑問を感じた女性記者が真実に迫っていく。

ーー最後に笑っているのは誰?

<感想>

政治の世界を舞台に
人を操る者、
操られる者の心の闇が曝け出される

こいつを政治家にしてやりたいと
中学生の時に自身の将来を捨てた主人公。

息子の夢を叶えさせたいと願う母親。

そして、
母や祖母を喜ばせるために政治家を目指す少年の物語。

次期総理候補である「男」の人物像が
彼の周囲にいる人間によってじっくり固められていく。

答えに接近していると確信した途端に
呆気なく覆される

誰の言葉を信じていいのか、
また裏切られるのではないか、

疑心暗鬼にかられながら味わうスリルがたまらなく面白かった。

どんなに近い関係でも、
長い間一緒にいたとしても
他人の頭の中はどこまでも予測不可能で計り知れない。

得体の知れない何かと対面させられているような
ゾクゾクさせる人間ホラーな一面が

読み手を物語の世界へと誘い込みます。

人間の承認欲求と支配力が絡み合う、
目を離せないストーリー展開

両者とも手のひらを一切見せない、
臨場感溢れる心理戦をじっくり楽しみたい方におすすめです🍃

みなさん、今日も素敵な読書時間をお過ごしください。

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