【近未来SF/感想】無敵な女たちの疾走に息をのみ、格差社会の本質を考えさせられる一冊

池上永一『シャングリ・ラ』の書評ブログ用サムネイル。近未来の東京を舞台に、経済戦争と政治、思想が交錯する壮大なSF小説で、上下巻を通して描かれる世界観と社会批評性が魅力の作品。

れんげ

こんにちは、れんげです
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!

今回読んだのは、池上永一さんの『シャングリラ』です。

読みやすさ
(2.5)
アクション
(4.5)
ディストピア・ダークファンタジー
(4.5)
没入感
(4.0)

おすすめしたい人
◎スケールの大きなSF世界にどっぷり浸かりたい人
◎“強くて魅力的な女性たち”の活躍を追いたい人
◎衝撃のある構成だけでなく、人間ドラマが融合した奥行きのあるストーリーを楽しみたい人

プロがあなたにピッタリの一冊を選んでくれる。新しい読書体験

あらすじ・感想

気温上昇で熱帯化した未来の東京。
環境を守るために“世界最大の森林都市”へと姿を変えた都市の裏で、
住む場所すら選べない人々と、わずかな選ばれし者たちの分断が始まる――。

都市機能、環境保護、格差社会…
すべてが交錯する未来で、人々の生存をかけたドラマが動き出す。

感想⬇︎⬇︎(ネタバレなし、本を読む前の人にどうぞ)

何をどうやったら、こんな設定を思いつけるんだろう。
次々に登場する新キャラ、
予測できない膨大な数の物語設定。

前半(上巻)の
読者を物語の世界観へと引き込む力の強さに
ただただ圧倒される。

まだくるか!
まだ生きてたか!

後半は”とんでも展開”の繰り返しで、
気づけば“深刻さ”より“面白さ”が勝っていました。

 

世界規模で起こる経済戦とマネーゲーム..

ーーーもはや国ひとつ吹き飛ばすのに核はいらない。

 

SF小説としての壮大さと、
人間ドラマとしての深さが見事に融合した
“読み応えしかない”物語でした。

 

都市が上に積み重なって形成される「積層都市アトラス」
そこには、政府から認められた者しか
暮らすことができない。

アトラスで生活する者、
反政府ゲリラと化した選ばれなかった者、
迎賓館に隠れ住む特別な力を持つ少女、

いくつもの視点を通して描かれる物語に
それぞれの立場に感情を重ねながら読み進めていく。

 

味方も敵も“強い女”ばかりが登場するのは
著者が意図したのだろうか。

 

近未来という舞台で、
肉体的にも頭脳的にも、

そして精神的にも

無敵な彼女たちが活躍する姿
爽快感さえ感じながら

だからこそ、ふとした瞬間に見せる寂しさや本音に
気づくと心を根こそぎ持っていかれてしまう。

 

彼女たちの中の誰が勝利を手にするのか、
黒幕は誰なのか、
黒幕とは本当に悪者なのか?

情報の密度もテーマの重さも桁違い。
だけどそのぶん、

現実を忘れて没頭できる
贅沢な物語体験が味わえました。

 

⚪︎スケールの大きなSF世界にどっぷり浸かりたい人
⚪︎“強くて魅力的な女性たち”の活躍を追いたい人
⚪︎衝撃のある構成だけでなく、人間ドラマが融合した奥行きのあるストーリーを楽しみたい人

おすすめです🌱

みなさん、今日も物語と素敵な一日を✨

 

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