【大人こそ泣けるファンタジー名作】いくつになっても鳥肌が立ち励まされる、主人公と共に行く異世界飛行。宮部みゆき『ブレイブ・ストーリー』

年間250冊読む読書家 れんげの本棚-心に響く小説を紹介します

れんげ

こんにちは、れんげです
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!

今回読んだのは、宮部みゆきさんの『ブレイブ・ストーリー』です。

読みやすさ
(4.5)
のめり込む世界観
(5.0)
10代からおすすめ
(4.0)
メッセージ性
(4.5)

おすすめしたい人
◎家族の問題や喪失、心の痛みに直面している人
◎心を揺さぶられるファンタジーが読みたい
◎現実から少し離れ、緻密に描かれた異世界で冒険したい人

プロがあなたにピッタリの一冊を選んでくれる。新しい読書体験

あらすじ・感想

テレビゲームが大好きな小学5年生の亘は、何の前触れもなく両親の離婚を突きつけられる。

壊れていく母親と冷静な父親の言葉に混乱していた矢先…
母親がワタルと共に無理心中を図ろうとする。

「僕は自分の運命を変えてみせる――」

これまでの平穏で幸せだった両親を取り戻すべく、
幻界〈ヴィジョン〉への冒険を決意する。

<本の感想です>

どこへ行っても、何をしても
悲しみはついてくる。

この悲しみが無かったことにできたら
また幸せが戻ってくるだろうか。

 

現実の厳しさと残酷さを容赦無く突きつけてくる本作。
小学生や中学生には酷な内容だといつも思う。

 

「こんなに重い内容だったっけ?」

大人になってから読む方が衝撃が大きかった。

 

“人間は理屈ではなく感情で動く”

 

悲しみ、怒り、憎しみ

 

修復できない傷を負ってしまった時、
どうすれば解放されるのか。

 

読めば読むほどに奥が深く
読み終えた頃には
またこの世界に戻ってきたいと思ってしまう。

 

主人公になって異世界を旅しているような解放感、
人権問題、少数派民族の差別を思わせる…細部までよく練られた世界観、

 

一度入ったら読み終わるまで抜け出せない

 

想像する楽しさを存分に味合わせてくれる、私の大好きなファンタジーです。

 

それでは、今日も素敵な一日を📚

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