【推理小説好きにおすすめ】これぞ推理小説の本髄！推理作家の名手が変化球で攻めてくる、気楽に楽しめるおすすめ短編集

れんげ

こんにちは、れんげです
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです！

今回読んだのは、有栖川有栖先生の『高原のフーダニット』です。

読みやすさ

(4.0)

推理の楽しさ

(4.5)

しんみり結末

(4.0)

怖くないミステリ

(4.5)

おすすめしたい人

⚪︎短く濃い物語を読みたい方
⚪︎純粋に推理小説を楽しみたい方
⚪︎火村&有栖シリーズ長編をひとつでも読んでから本作に取り掛かると魅力倍増

「高原のフーダニット」著者：有栖川有栖 / あらすじ・感想

ーー「双子の弟を殺しました」

臨床犯罪学者・火村のもとに、
殺人を告白する一本の電話があった。その翌日、弟の死体に加え、別の死体も発見される。

徹底した論理思考で犯人を暴く本格推理ミステリから
推理作家・有栖川有栖が見た怪夢の話、
笑いを誘う奇天烈殺人事件まで..

有栖川ミステリ異色中篇集

<感想>

固定観念に囚われず
ジャンルの型に縛られない
推理小説家の遊び心を感じる有栖さんの短編集。

犯人見つけてやる！っていう
いつもの気合いは置いといて
純粋にトリックを楽しむための一冊でした。

読めば読むほど、
物語が意図している温度を掴めてノってくる。

私はバカミスというものを
侮っていたみたい。

最後の三章目のみが本格推理もの。
有栖さん安定の物理攻撃、アリバイトリックを堪能できました😊

これを読んだら次は長編が欲しくなる。
読書合間の箸休め、気分転換の楽しい読書にぴったりだと思います♩

では、また🐰

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