【心の居場所を見つけたい人へ・おすすめ小説】読むと気分がホッとする、田舎と人の温かみに癒されるファンタジー

年間250冊読む読書家 れんげの本棚-心に響く小説を紹介します

れんげ

こんにちは、れんげです
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!

今回読んだのは、荻原浩さんの『愛しの座敷わらし』です。

読みやすさ
(4.0)
子供のかわいさに癒される
(5.0)
展開が速い
(4.0)
穏やかな読み心地
(5.0)
おすすめしたい人
⚪︎読書で温かいほっこりした気持ちになりたい
⚪︎田舎暮らしの風景と、ゆっくり流れる時間に癒されたい
⚪︎メッセージ性を感じる家族小説が読みたい
プロがあなたにピッタリの一冊を選んでくれる。新しい読書体験

「愛しの座敷わらし」 著者:荻原浩 / あらすじ・感想

父親の転勤で都会から田舎の古民家に引っ越すことになった一家は、
新居で起こる不思議な出来事の数々に異変を感じはじめる。

祖母が見つけて…それから弟が見つけて…
かわいい童子の存在がバラバラな家族に変化をもたらしていく

<感想>

家に居場所がない父、
毎日に不満だらけの母、
学校の友達にハブられ傷ついた姉、
スポーツを禁止されてる喘息持ちの弟と
家族に認知症を疑われている祖母..

この物語を通して、
各々が大きな変心を遂げていく。

最初から最後まで
読んでいてすごく気持ちがいい物語

平和と人の温かみで溢れていて
日々の喧騒から離れたい時にまた浸りたくなる世界観でした✨

自分も昔はこうだった
この感情は今の私だ

共感の先へ
それで、そういう自分をどう思ってるの?
どうなりたい?

心の中に沈んで忘れてしまった”願い”や”自分の理想”を
探り出しては問いかけてきた本作。

頭では理解してるけど行動に移せないこと、
優先順位を分かってるのになかなかできなくて
結局後悔してしまうこと

ずっと直したかったけど
後回しにしてしまっていた自分にハッとする。

「ねえわたし、何をそんなに怖がる必要があるの?」

この物語では、人の目に映らない口もきけない座敷わらしが
とっても良い仕事をするんです。

本人は不本意なのに
家族の背中を押していました。

その可愛さと家族の成長が本作の見どころなんだと思います😌

いてもいなくても、見えても見えなくても、
こちら側が勝手に想像したり信じたりすることで湧いてくる
大きなエネルギー

悩みがひとつ解決した後のような、
心が軽くなっている読後感が良かった。

ドラマにもなっているみたいなので、年末年始のお休みに家族と一緒に見てみようかな^^

みなさん、今日も素敵な1日をお過ごしください。

 

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