【読書家おすすめ】大人になって読み返したい青春小説No.1『ぼくは勉強ができない』|他人との距離感の悩みに効く理由とは

年間250冊読む読書家 れんげの本棚-心に響く小説を紹介します

れんげ

こんにちは、れんげです
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!

今回読んだのは、山田詠美さんの『ぼくは勉強ができない』です。

読みやすさ
(4.0)
心情描写
(4.5)
スピード展開
(2.5)
青春
(4.0)

おすすめしたい人
◎他人とどう折り合いをつけるか、人付き合いに悩んでいる人
◎青春小説を大人の視点で読み返してみたい人
◎さまざまな人との関わりを通して成長する主人公に共感したい人

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あらすじ・感想

 

勉強より大切なことがある——そう信じる17歳の秀美は、
サッカー好きで女性にもモテる高校生。

年上の桃子と熱愛中だが、学校には居心地の悪さを感じていた。
自由を求めて悩みながらも突き進む、青春小説。

 

この本を読んだ感想文(本を手に取る前にぜひ)

最後にある番外編が読みたくて
10年以上ぶりにこの本を開いた。

 

昔はそんなに共感できなかったことが
今はすごく理解できたり、

 

読み終えた後の充実感が、
想像していたものとはまるで違っていて
自分でも驚く。

 

考え方が根本から違う人間に出会った時
そういう人とどうしても関係しなくてはならない時

 

自分の環境や大事にしているものが
他人によって脅かされた時、

自分の中でどう対処して、どう消化すればいいのか。

 

人にはいろんな選択肢があること
そしてその選択によって
生き方が左右されていくことがこの物語を読んでいるとよく分かる。

 

だからって、他のみんなと同じ行動をすることが正しいのか。
他人を理解しようとしないまま
強引に突き進むことが正しい生き方か。

 

大人になってからこそ読むべき哲学書のような
人付き合いにおいてハッとさせられることや学べることが
本書には詰まってます。

 

それは、学校で勉強ができるできない以前の…
生きていくために必要なこと

 

自分をこの先ずっと支えていく柱を築いていく大切さを
本書は静かに教えてくれました。

 

ーーぼくは自分の心にこう言う。すべてに丸をつけよ。
とりあえずは、そこから始めるのだ。

.
不真面目でチャラチャラしているようで
実はいろんなことを頭で考えている男子高校生

 

彼の視点で捉える人間模様
その自由なまなざしが、
他人と共存しつつも枠にとらわれない生き方へのヒントをくれました。

 

⚪︎他人とどう折り合いをつけるか、人付き合いに悩んでいる人
⚪︎青春小説を大人の視点で読み返してみたい人
⚪︎さまざまな人との関わりを通して成長する主人公に共感したい人

におすすめの一冊です📚🍃

今日も物語と素敵な一日を✨

 

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