れんげ
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!
今回読んだのは、道尾秀介さんの『ラットマン』です。
◎人間の思い込みや心理の怖さを描いた物語に興味がある人
◎家族や友情、恋愛など複数の人間関係が絡むドラマ性のあるミステリーを楽しみたい人

あらすじ・感想
アマチュアバンド、ギタリストの姫川亮はバンド仲間と練習中
スタジオで不可解な事件に遭遇。
姉の不可解な死、父の言葉、恋人の妊娠…
事件の真相が判明したとき、姫川が秘めてきた過去の記憶も呼び起こされていく。
<ネタバレなしの感想⇩>
犯人はあいつだ!
あ〜そう来たか!…な瞬間が何度もやってくる。
こんなに連続で裏切られたミステリーを
初めて読みました。
人に裏切られるのは嫌いだけど
物語に裏切られるのは、なかなか楽しいんだなこれが🤭
家族を守るため、友人を守るため、恋人を守るため…
ただ良かれと思っての判断で事実が歪み
正反対の結果を生んでしまう。
誰かに騙されたわけでもない
脅されたわけでもない
全てが自分の思考によって生まれた意思。
だからこそ余計にやりきれなくて厄介だ。
思い込みから始まる連鎖にぞっとしました。
タイトル『ラットマン』とストーリーの絡み
二転三転では済まない怒涛の伏線回収
一気に読まされました🙌
「個性ってのは、何かを一生懸命真似しないと
手に入れることは絶対にできないよ」
主人公の青年は、父の真似をして最後
何を得ることができただろう。
仕掛けや登場人物、ストーリー背景
ミステリーとして読み応え抜群です。
今日も素敵な一日を📚
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