【短編集に物足りなさを感じているあなたへ】『五千回の生死』が教えてくれる“情景を味わう読書”。ひとり静かな夜に純文学に触れる贅沢時間。

年間250冊読む読書家 れんげの本棚-心に響く小説を紹介します

れんげ

こんにちは、れんげです
私は、年間250冊以上小説を読んでいるインドア女子です。このブログでは私のおすすめ小説、本を読んで感じたことをそのまま感想文にした記事も書いています。
小説に興味がある方、読んでみたいけど何を手に取ったらいいか分からない方の本選びの参考にして頂けたら嬉しいです!

今回読んだのは、宮本輝さんの『五千回の生死』です。

読みやすさ
(3.0)
心穏やか
(4.0)
感動
(2.5)
懐かしい情景
(5.0)

おすすめしたい人
◎感性で物語を味わいたい人
◎純文学に少し背伸びして触れてみたい人
◎日常の中の静かなドラマに心惹かれる人

プロがあなたにピッタリの一冊を選んでくれる。新しい読書体験

あらすじ・感想

故人との果たせなかった約束への焦燥感
幼かった自分を後ろからそっと見守ってくれていた母と父
頻繁に死にたくなる友人との妙な友情

ひとつひとつの物語が
30ページ程度の短さの短編集

<ネタバレなしの感想⇩>

全てを読み終わってから
タイトルを見返しただけで
それがどんなお話だったか、情景が鮮やかに浮かんでくる

 

見えてきた景色、
感じたままを堪能する読書体験が何とも贅沢☕️

 

涙が出るようなイイ話ではないのに
言葉では説明できない懐かしさと切ない気持ちで

胸がいっぱいになっています

 

忘れたのか忘れてないのかも定かではない
日常の小さな一コマ
過去に見たことがあるかもしれない景色が再び目の前に現れる。

 

「力」「紫頭巾」、
そして表題作の「五千回の生死」は特に素晴らしかった…😌

 

最近は宮本輝さんの物語を立て続けに読んでいますが

彼の独特の表現や情景描写の魅力は底知れないです。

 

純文学の魅力、楽しみ方がどんどん膨らんでいってます。

 

こんなに深く感じ入る物語を描く作家さんは貴重ですね、
読書という趣味に出会えた嬉しさを噛み締めています。

 

短編集に物足りなさを感じることが多い方や
純文学の世界へ少しだけ背伸びしたい、
読書の幅を広げたい方にもおすすめです。

 

今日も素敵な一日を📚

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